FIFINEマイク(K683A)が認識しない・音が小さいときの確認順|Windows・Mac・OBS

この記事にはアフィリエイト広告(商品リンク)が含まれます。

目次
  1. 認識しないとき①:USBの挿し方を変える
  2. 認識しないとき②:OSの入力デバイスでマイクを選ぶ
  3. 認識しないとき③:配信アプリでマイクを選ぶ
  4. 音が小さいとき①:量はマイク本体から合わせる
  5. 音が小さいとき②:OSの入力レベルを確かめる
  6. 音が小さいとき③:口とマイクの距離を詰める
  7. 音が小さいとき④:OBSの「ゲイン」フィルターは最後に
  8. ノイズが入るとき:高感度とうまく付き合う
  9. それでも直らないとき
  10. よくある質問
  11. まとめ:上から順に、止まっている場所を探す

結論:上から順に確かめると、どこで止まっているかが分かります。

  1. USBの挿し方(ハブを外して、PC本体に直接)
  2. OSの入力デバイス(Windows・Macでマイクを選ぶ)
  3. 配信アプリの入力(OBS・TikTok LIVE Studioでマイクを選ぶ)
  4. 音量は、マイク本体 → OS の順に合わせ、配信アプリで持ち上げる前に口とマイクを近づける

マイクを挿した。配信アプリを開いた。なのに声が乗らない、乗っても明らかに小さい。

そこで手が止まるのは、「自分の設定が下手なのか、それともハズレを引いたのか」が分からないからではありませんか。買い替えても良くならなかったら、原因は自分にあると認めることになる。(もしかすると、次にどこを触ればいいのか分からないまま、設定画面を行ったり来たりしているところかもしれません)。

最初に知っておいてほしいのは、マイクを挿しただけでは、配信アプリがまだ内蔵マイクを使い続けていることがある、という事実です。TikTok LIVE Studioの公式ヘルプも、初期設定ではコンピューターのシステム内蔵マイクが自動的に使われると書いています。つまり、挿して鳴らないからといって、壊れているからとは限りません。

もうひとつ前提があります。FIFINEのヘルプセンターにあるマイクのマニュアル一覧(21機種)に、K683Aは載っていないんです。僕はK683Aを持っていません。だからこの記事は、Windows・Mac・OBS・TikTok LIVE Studioのメーカーが書いている手順だけで、上から順に疑わしいところを潰していきます。(ネット上でマイクのメーカーに戻る先が見当たらないなら、OSと配信アプリのメーカーに戻ればいい、という発想です)。


認識しないとき①:USBの挿し方を変える

まずは、ソフトの設定を開くより手前のところからです。次の3つを、ひとつずつ試してください。

  • USBハブを外して、PC本体のポートに直接挿す
  • PC本体の別のポートに挿し替える
  • 手元にあるなら、別のUSBケーブルでも試す

ここは「試すこと」であって、「これが原因」と言い切れる話ではありません。FIFINEは、USBハブやポートについて何も案内していないからです。

参考になるのは、ほかのメーカーが自社機で書いている手順です。ヤマハは、自社の配信用ミキサーAG03MK2の説明書で「USBハブは使わずに直接つなぎます。」と書いています。これはヤマハの機材の手順で、FIFINEのルールではありません。ただ、切り分けの最初の一歩としては、直接つないだ状態を基準にしておくと、あとの確認が楽になります。(ハブがあるままだと、止まっている場所の候補がひとつ増えるからです)。


認識しないとき②:OSの入力デバイスでマイクを選ぶ

USBで物理的につながっていても、OSがそのマイクを「入力」として使っているとは限りません。ここでOSの側を確かめます。

Windows

設定 → システム → サウンド →「入力」で、マイクを選びます。選んだマイクの右にある > から、プロパティを開けます。サウンドの設定の開き方は、ヤマハの説明書が「「検索」画面上で「サウンド」と入力し、表示された「サウンドの設定」を選択します。」と書いているのが分かりやすいです。

なお、K683AがWindowsの一覧にどんな名前で出るかは、確認できていません。だから名前で探さずに、挿す前と挿した後で「入力」の一覧を見比べて、増えた項目を選んでください。一覧が変わらないなら、止まっているのはOSより手前、つまり①のUSBのところです。(OSが見落としているのではなく、手前の物理接続で届いていないわけです)。

Mac

Appleのサポートの手順どおりです。

「アップルメニュー >「システム設定」と選択し、サイドバーで「サウンド」をクリックします。」

「「入力」をクリックし、使用するデバイスをサウンド入力デバイスのリストで選択します。」

こちらも、挿す前と後でリストを見比べて、増えた項目を選んでください。

マイクの許可も確かめる

OSには、アプリごとにマイクを使わせるかどうかの設定があります。

  • Mac:システム設定 → プライバシーとセキュリティ → マイク で、使う配信アプリをオンにします(Appleのサポート)
  • Windows 11:[スタート] > [設定] > [プライバシーとセキュリティ] > [マイク] で、「マイク アクセス」「アプリがマイクにアクセスできるようにする」「デスクトップ アプリがマイクにアクセスできるようにする」をオンにします

ただしWindowsのほうは、確認はするけれど、これが原因とは限りません。Microsoft自身が、デスクトップアプリは許可の一覧に出ない場合や、設定がオフでもマイクを使える場合があると書いています(Microsoftのサポート)。オンにしても変わらなければ、次の③に進んでください。


認識しないとき③:配信アプリでマイクを選ぶ

OSで選べていても、配信アプリは配信アプリで、自分の入力を持っています。ここが最後の関門です。

OBS

設定 →「音声」→「グローバル音声デバイス」→「マイク音声」で、K683Aを選びます。OBS公式のクイックスタートガイドは、音声ミキサーのメーターが動かない・違うデバイスを拾っていそうなら、この「音声」の設定で手動でデバイスを選ぶように書いています。

選んだら、音声ミキサーを見てください。見るのはメーターと、その横に出る入力レベルの四角です。OBS公式の技術解説によると、この四角が出ていないなら、OBSに音が来ていません。つまり、四角が出ないなら止まっているのはOBSより手前(①か②)、四角が出てメーターも動くなら、マイクからOBSまでは届いています。この1か所で、どちら側を探せばいいかが決まるんです。(外側の接続か、アプリ内の設定かがその場で切り分けられます)。

TikTok LIVE Studio

TikTok LIVE Studioの公式ヘルプによると、初期設定ではコンピューターのシステム内蔵マイクが自動的に使われ、それでは「最も優れた音質が得られるとは限りません」。マイクは、音声ミキサー → マイク → 追加 で選びます。

追加した後の設定項目は、音量/ノイズ抑制/モノラルに変換する/音声オフセット/音声モニタリングです。声が小さいときに触る「音量」も、この画面にあります。

ほかのアプリを閉じてから、もう一度

通話アプリなど、マイクを使うほかのアプリが開いているなら、それを閉じてから配信アプリを起動し直すのも試してください。これも「試すこと」です。ほかのアプリがマイクをつかんでいることが原因だ、と書いた公式の資料は見つけていません。

スマホのTikTokアプリの場合

スマホのTikTokアプリで外部マイクを使うための、TikTokの公式の案内ページは見つかりませんでした。FIFINEも、K683Aのスマホ対応を案内していません。スマホで配信するなら、メーカーがスマホへのつなぎ方を案内しているマイクを選んでください。選び方はスマホ向けワイヤレスマイクの記事にまとめています。


音が小さいとき①:量はマイク本体から合わせる

認識はしている、でも声が小さい。ここからは音量の話です。

OBS公式の音声ミキサーの解説の答えははっきりしていて、音量はまず、その機材そのものから合わせるように書いています。OSやOBSで持ち上げるのは、その後です。

K683Aには、FIFINEが書いているとおり音量ダイヤルがあります。まずはここです。ただし、ダイヤルが本体のどこにあって、どちらに回すと上がるのかは、文章で確かめられる資料がありません。だからこの記事では書きません。OBSの音声ミキサーのメーターを見ながら、ダイヤルを少しずつ動かして、声を出したときの振れ方で判断してください。(向きを覚えるより、メーターの振れ方を見るほうが早いんです)。


音が小さいとき②:OSの入力レベルを確かめる

マイク本体を合わせたら、次はOSです。

  • Windows:サウンドの設定で、マイクの「レベル」タブを開きます。%の数字を右クリックして「デシベル」に切り替え、0.0dB前後に合わせます。OBS公式は、これがクリップ(音割れ)を一番少なくする位置だと書いています
  • Mac:Appleの手順どおり、「入力音量を調整する: 音量スライダをドラッグします。」

Windowsの%表示のままだと、どこが基準なのかが分かりにくいんです。デシベルに切り替えると、0.0dBという目印が見えるようになります。(OBS公式が、音割れを一番少なくする位置として書いている目印です)。


音が小さいとき③:口とマイクの距離を詰める

マイク本体とOSを合わせてもまだ小さいなら、配信アプリで持ち上げる前に、距離を疑ってください。

RODEは配信向けの解説で、コンデンサーマイクは感度が高いので、口からだいたい10〜20cmを出発点にするように書いています。そして遠すぎると声が小さくなり、それを音量で補うと、背景のノイズまで一緒に大きくなることがある、とも書いています。

近づける理由は、オーディオテクニカの記事がいちばん分かりやすいです。

「マイクは基本的に、できるだけ口元に近い位置にセットするのが理想です。マイクを使う上では、目的の音と周囲の雑音との比が重要になります。口元に近づけてセットし、声をより大きく入力することで、周囲の雑音が相対的に小さくなり、より明瞭な音声を届けることが出来ます。」

つまり、離して置いて設定で持ち上げるより、近づけて声を大きく入れるほうが、同じ音量でも雑音が目立ちにくいということです。距離の決め方は配信マイクの距離と置き方の記事でまとめています。


音が小さいとき④:OBSの「ゲイン」フィルターは最後に

ここまでやってまだ小さいなら、OBSの「ゲイン」フィルターがあります。初期値は0.00dBです。

ただしOBS公式のゲインフィルターの解説は、ゲインは本来OBSに入る前、つまり機材側で上げるもので、このフィルターはとても小さい音源のときに使うもの、という位置づけで書いています。だから順番は最後です。マイク本体、OS、距離を先に済ませてから使ってください。


ノイズが入るとき:高感度とうまく付き合う

「サー」という音や、部屋の音が乗る。これはコンデンサー型の性質とつながっています。

オーディオテクニカの用語集は、コンデンサーマイクロホンを「ダイナミックレンジが広く高感度で、細かな描写や表現まで収音することができる。」と説明しています。高感度は、声を細かく拾えるのと同時に、周りの音も拾えるということです。だから対策は、マイクに入る音の側を整えることになります。

  • 音を出すものを、マイクの正面から外す:RODEは、キーボードやエアコンのような音を出すものを、マイクの正面から伸びる円すいの外に置くように書いています
  • 口を近づける:③の距離の話と同じです。声を大きく入れるほど、雑音は相対的に小さくなります
  • OBSの「ノイズ抑制」を使う:OBS公式の解説によると、PCのファンなどの環境音には効きますが、うるさい部屋の大きな雑音にはあまり効きません。フィルターで消せる音と、置き方で避ける音は別だと考えてください

音量を上げすぎているなら、声と一緒に部屋の音も持ち上がっています。小さいからといってOBSのゲインを上げる前に、③の距離を先に詰めるほうが筋がいいんです。(物理的な音響条件を整えるのが先で、ソフトウェアの増幅は後です)。


それでも直らないとき

ここまで確かめて直らなかったなら、それはあなたの設定の腕の問題ではなく、この手順の外の問題です。型ごとに次の一手を決めます。

型次の一手
全部確かめたが、別のPCにつないでも鳴らない購入した販売店に連絡する(交換・返品の条件は販売ページで確認)
鳴るが、振動や吹かれのノイズが気になるHyperX SoloCast 2
K683Aをまだ買っていないK683Aの記事で、メーカーが書いていることを先に確認

別のPCでも鳴らないなら、販売店へ

①〜③を全部済ませて、別のPCにつないでも「入力」の一覧に出ない。そこまで確かめたなら、設定で詰める段階は終わっています。購入した販売店に連絡してください。交換や返品の条件は、販売ページに書いてあるものを確認してください。

振動や吹かれのノイズが気になるなら、HyperX SoloCast 2

机を叩く音や、話すときの息がマイクに当たる音が気になるなら、HyperX SoloCast 2で決まりです。

理由はHPの製品ページに書いてあります。ショックマウントを内蔵していて振動のノイズを抑える。ポップフィルターも内蔵している。つまり、この記事の「ノイズ」の節で置き方で避けていた音を、本体側で受け止める作りなんです。スタンドには3/8インチと5/8インチのネジ穴があってマイクアームに付けられるので、③の「口を近づける」もやりやすくなります。USB-C接続で、カーディオイド(単一指向性)とメーカーが公表しています。NGENUITYで設定したハイパス/ローパス/ボイス強調のフィルターは、マイク本体に保存できます。

Amazonの価格は8,973円(2026年9月28日時点)です。

K683Aをまだ買っていないなら

この記事を買う前に読んでいるなら、先にFIFINE K683Aの記事を見てください。FIFINEが書いていること・書いていないことを仕分けてあります。PCにつないで、OSと配信アプリでマイクを選ぶ使い方をするなら、K683Aが候補になります。価格は7,399円(2026年9月28日時点)です。

※価格はセールなどで変わります。買う前にAmazonの商品ページで確かめてください。


よくある質問

ドライバーは要りますか?

FIFINEは、K683Aのドライバーについて案内を出していません。だから、ドライバーが要るかどうかを決めつけずに、②のOSの「入力」の一覧に出るかで確かめてください。一覧に出て、選べて、OBSの四角が出れば、そこまでは届いています。

スマホで配信するときは?

FIFINEは、K683Aのスマホ対応を案内していません。スマホのTikTokアプリで外部マイクを使う公式の案内ページも見つかりませんでした。スマホで配信するなら、メーカーがスマホへのつなぎ方を案内しているマイクを選んでください。スマホ向けワイヤレスマイクの記事にまとめています。

声が片耳からしか聞こえません

OBSで配信しているなら、OBSの音が出ないときの直し方に、片耳から聞こえるときの見る場所をまとめています。TikTok LIVE Studioなら、マイクの設定項目に「モノラルに変換する」があります。

ミュートになっていないか、どう確かめますか?

FIFINEは、K683Aにミュートボタンがあると書いています。ただ、ミュート中にランプがどうなるかは、文章で確かめられる資料がありません。だから見た目で判断せずに、OBSの音声ミキサーのメーターを見ながら、ミュートボタンを一度押して、声を出したときの振れ方が変わるかで確かめてください。(メーターが止まればミュート、振れれば入力中だと判定できます)。


まとめ:上から順に、止まっている場所を探す

  1. USBハブを外して、PC本体に直接挿す。ポートやケーブルも替えて試す
  2. OSの「入力」でマイクを選ぶ。挿す前と後で一覧を見比べる
  3. OBSやTikTok LIVE Studioで、マイクを選ぶ。OBSは四角が出るかを見る
  4. 音量は、マイク本体の音量ダイヤル → OS(Windowsは0.0dB前後) → 口とマイクの距離の順。OBSの「ゲイン」フィルターは最後
  5. 距離はコンデンサーならだいたい10〜20cmから。ノイズは置き方とOBSの「ノイズ抑制」で

どこで止まっているかが分かれば、次に何をすればいいかも決まります。配信マイク全体の選び方は配信用マイクのおすすめ記事、K683Aの仕様はFIFINE K683Aの記事、OBSの音全般はOBSの音が出ないときの直し方、距離は配信マイクの距離と置き方にまとめています。