キャプチャーボードのおすすめ7選|Switch 2・PS5の配信・録画に合う選び方

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目次
  1. 仕様表を読まなくても、1台に絞れます
  2. キャプチャーボードとは|Switch 2・PS5の配信に必要か
  3. 選ぶ前に押さえる3つの分かれ道
  4. 目的別のおすすめ7台
  5. 7台の比較表(2026年9月28日時点のAmazon価格)
  6. つなぎ方と、映らないときの確認順
  7. よくある質問
  8. まとめ:遊ぶ機種と配信先が決まれば、1台に決まる

結論:ゲーム画面をライブで流すなら、PCにUSBでつなぐタイプを選びます。迷ったらElgato 4K S、予算を抑えるならAVerMedia GC311G2で決まりです。

  • 迷ったら(Switch 2・PS5を4K60で):Elgato 4K S
  • 予算を抑えたい(配信は1080pで十分):AVerMedia GC311G2
  • Elgatoで安く揃えたい(120fpsでは遊ばない):Elgato Game Capture Neo
  • 120fps以上で遊びながら配信したい:Elgato 4K X
  • 同じ上位帯でWindows中心:AVerMedia GC553G2
  • PCなしで録画だけ(Switch 2・携帯機):AVerMedia GC515
  • PCなしで録画だけ(PS5・初代Switch):I-O DATA GV-HDREC/E

仕様表を読まなくても、1台に絞れます

「リスナーから、ゲーム配信もやってほしいと言われた」 「調べたら4K60、1440p、VRR、HDCP……知らない単語しか出てこない」 「詳しい人に聞いたら、そんなことも知らないのって思われそう」

スマホでTikTok LIVEの雑談配信を続けてきて、いざSwitch 2やPS5のゲーム配信に踏み出そうとしたところで、比較記事の数字の表に押し返されていませんか。型番と数字がずらっと並んでいて、しかもどの記事も「高性能モデル」「コスパモデル」とは書いてあるのに、じゃあ自分はどれなのかは誰も言ってくれない。そこで手が止まる人は少なくないはずです。

僕もTikTokやTwitchでライブ配信をしてきましたが、キャプチャーボードは持っていません。だからこの記事は、メーカーの公式情報だけで選びます。

でも、安心してください。あのややこしい数字の表は、全部読まなくていいんです。決めるのは2つだけで、あなたが遊ぶ機種と、ゲーム画面を流したい場所です。この2つが決まれば、選ぶのは1台になります。本当にそれだけで絞れるんです。

この記事では、キャプチャーボードを7つの型に分けて、型ごとに1台を言い切ります。しかも、上位の比較記事がほとんど書いていない「TikTok LIVEで流す人の手順」「120fpsで遊ぶ人が本当に見るべき数字」「PCなしの機種にできること・できないこと」まで、細かく詰めていきますね。


キャプチャーボードとは|Switch 2・PS5の配信に必要か

そもそもキャプチャーボードって何をしている箱なのかというと、ゲーム機の映像と音声をHDMIで受け取って、USBでPCへ送る機械です。仕組みはシンプルで、流れにするとこうなります。

  1. ゲーム機のHDMI出力 → キャプチャーボードのHDMI入力
  2. キャプチャーボード → PC(USB)
  3. PCの配信ソフトで、キャプチャーボードの映像を画面に取り込む

これがあると何が変わるのか。いちばん大きいのは、配信に乗る画面が「スマホのカメラでテレビを撮った画面」ではなくなることです。ゲーム機が出している映像そのものを、そのまま配信ソフトに渡せるようになります(スマホ直撮りのあの画面の揺れや部屋の映り込みから完全に解放されます)。キャプチャーボードを買えば視聴者が増える、という話ではありません。そこから先は、あなたの声とトークの仕事です。ただ、画面の見え方が変わるだけでも、配信の土台としては十分に大きな一歩です。

では、そもそも要るのか。ここは機種と配信先で答えがはっきり分かれます。

Switch 2は、本体に配信機能がありません

キャプチャーボードのメーカーであるラトックシステムは、解説記事の中で「Switch2には、配信機能が搭載されていません」と書いています(任天堂の文ではなく、メーカーの記述です)。つまり、Switch 2のゲーム画面をライブで流したいなら、外に映像を取り出す道具が要る、ということです。

しかも、Switch 2がHDMIで映像を出すのはTVモードのときです。任天堂の公式仕様では、映像出力は最大3840×2160ピクセルの60fpsで、1920×1080か2560×1440ピクセルを選んだときは120fpsに対応しています。さらに言うと、本体上部のUSB Type-C端子は映像出力に対応していません(任天堂のSwitch 2の仕様ページ)。この数字は、あとの機種選びで効いてきます。

PS5は、YouTubeだけなら本体で流せます

PS5は事情が違います。ソニーの公式ページには、PS5本体だけで「YouTubeやTwitchなど」へブロードキャストできると書かれています(PS5のブロードキャストの案内)。YouTubeやTwitchに流すだけなら、キャプチャーボードなしでも本体の機能だけで始められるわけです。

ところが、その公式ページにTikTokの名前は出てきません。

TikTok LIVEでゲーム配信するなら、PCとキャプチャーボードです

ここは言い切ります。Switch 2でもPS5でも、TikTok LIVEでゲーム画面を流すなら、PCとキャプチャーボードを用意してください。

しかも、PCの配信ソフトは難しいものを覚えなくて大丈夫です。TikTokの公式配信ソフトであるTikTok LIVE Studioは、公式ヘルプの手順で、ゲーム機のHDMIをキャプチャーボードに入れ、キャプチャーボードをUSBでPCにつなぎ、LIVE Studioの「ソースを追加」から「キャプチャーカード」を選ぶだけで、ゲーム画面を取り込めます(TikTok LIVE Studio公式ヘルプ:キャプチャーカードの追加)。ややこしいOBSを使わずに、LIVE Studioだけでゲーム配信ができるんです。

「PC配信=OBSの設定地獄」と思っていた人ほど、ここで肩の力が抜けるはずです。LIVE Studioそのものの始め方と使うための条件は、TikTok LIVE StudioでPC配信を始める手順にまとめています。


選ぶ前に押さえる3つの分かれ道

ここからが、比較記事の表だけでは見えない部分です。この3つを知らないまま買うと、どれか1つでつまずきます。

取り込みの上限と、パススルーの上限は別物

まず知ってほしいのは、配信に乗る画質と、あなたが遊ぶ画面の画質は別ものだということです。ここ、見落とす人が本当に多いんです。

キャプチャーボードの仕様には、必ず数字が2種類あります。

  • 取り込みの上限:PCへ送って、配信や録画に使える映像の上限
  • パススルーの上限:キャプチャーボードを通り抜けて、テレビやモニターにそのまま映る映像の上限

パススルーというのは、キャプチャーボードの出力端子からテレビへ映像を出して、あなたはそのテレビを見ながら遊ぶ、というつなぎ方です。遊ぶ画面はPCの取り込みを経由せずにテレビへ出ているので、配信ソフトの処理を待ちながら遊ぶ形にはなりません。だからこそ、遊ぶ側で絶対に見るべきなのはパススルーの数字なんです。

ここで効いてくるのが、さっきのSwitch 2の仕様です。Switch 2は1080pか1440pを選ぶと120fpsで出せます。つまり「Switch 2を1440pの120fpsで遊びたい」人が、パススルーの1440pが60までの機種を選んでしまうと、テレビに映る遊ぶ画面のほうが60に落ちてしまうんです。配信の画質がいくら良くても、自分が遊ぶ120fpsを配信のために手放すのでは本末転倒ですよね。

さらに言うと、配信の画質のために高い機種を買う必要はない場面も多いです。TikTok LIVEの縦画面やYouTubeの配信で1080pが出れば十分という人なら、取り込みは1080p60の機種で足ります。お金をかけるべきなのは、配信の画質ではなく、あなたが遊ぶ画面を守るためのパススルーのほうです。

PCなしの機種ができるのは「録画」

「PCなしで使えます」と書かれた機種を見て、これでPCがなくてもTikTok LIVEに流せるかも、と期待していませんか。ここははっきりさせておきます。

PCなしの機種ができるのは、SDカードなどへの録画です。ライブで流すのは、PCにつないでからの話になります。この記事で紹介するAVerMedia GC515も、ライブ配信はPC経由だとメーカーが案内しています。

でも、録画した動画を編集して、切り抜きとしてTikTokやYouTubeに投稿する使い方なら、PCなしの機種はしっかり役に立ちます。ライブなのか録画なのかで、選ぶ型がまるごと変わるんです。

Switch 2対応は、ファームウェア更新が要る機種がある

もう1つの落とし穴が、Switch 2への対応状況です。AVerMediaは自社製品のSwitch 2対応表を公開していて、そこでは次のように分かれています(AVerMediaのSwitch 2対応状況)。

  • 完全対応:GC311G2、GC553G2 など
  • 対応中(ファームウェア更新が必要):GC551G2、GC515、GC311 など

型番がほとんど同じでも、末尾にG2が付くか付かないかで扱いが全く違う、というのがものすごくややこしいところです(GC311は要更新なのにGC311G2は完全対応です)。初代Switchのころのキャプチャーボードをそのまま使おうとしている人は、まずこの表で自分の型番を探してください。

なお、この表には「これらの製品は、任天堂との提携または認証を受けたものではありません」とも書かれています。対応表はあくまでメーカーによる確認の結果です。


目的別のおすすめ7台

では、ここから1台ずつ選んでいきます。7つの型ごとに、こんな人、選ぶ1台、その理由、買う前に知っておくべき注意点の順で並べます。自分に当てはまる型だけ読めば十分です。

迷ったらElgato 4K S(Switch 2・PS5を4K60で)

こんな人:Switch 2かPS5で遊んでいて、テレビでは4Kで遊びたい。配信はTikTok LIVEでもYouTubeでもやってみたい。どれを選べばいいか分からない。

選ぶ1台:Elgato 4K Sです。迷っているなら、これで決まりです。

理由

  • 取り込みが4K60と1080p120、パススルーが4K60のHDR・VRRと1080p240まで対応しています。テレビで4K60で遊びながら、配信にも4K60まで取り込めるので、「遊ぶ画面」と「配信に乗せる画面」のどちらも妥協しません
  • しかも、Elgatoは対応機器にSwitch 2を明記しています。対応しているかどうかで悩む時間がゼロになります
  • 接続はUSB 3.0 Type-Cで、Windows・Mac・iPadに対応しています。上位のUSB 3.2 Gen 2の端子がない、少し前のPCでもつなげます
  • さらに言うと、Elgatoは、定番だったHD60 Xの後継として4K Sを挙げています。いまHD60 Xを勧める記事を読んでいた人も、Elgatoなら4K Sを選べば大丈夫です

注意点:Switch 2を1440pで遊ぶ場合のパススルーの上限は、Elgatoの公式ページ同士で表記が揃っていないため、この記事では書きません。1440pの120fpsで遊ぶことにこだわる人は、下の「120fps以上で遊びながら配信」の型を読んでください。1080pで遊ぶなら、パススルーは240まで通るので120fpsはそのまま出せます。

予算を抑えるならAVerMedia GC311G2

こんな人:配信は1080pで十分。まずは1万円台前半でゲーム配信を始めてみたい。でも、安物を買って二度買いするのは避けたい。

選ぶ1台:AVerMedia GC311G2です。できるだけ安く始めるなら、これ一択です。

理由

  • AVerMediaのSwitch 2対応表で「完全対応」に入っています。ファームウェア更新を待たずに使える側です
  • ドライバー不要で、USB 3.0 Type-CでPCにつなぐだけです。設定でつまずく場所が1つ減ります
  • 取り込みは1080p60ですが、パススルーは2160p60のHDR、1440p144のHDR、1080p240のHDRまで通します。安い機種なのに、Switch 2の1440pの120fpsをテレビ側ではそのまま遊べるんです

安い機種を選ぶときに怖いのは、「どこを削られているのか分からないまま買うこと」ですよね。GC311G2が上位機種より低いのは、取り込みの上限(1080p60まで)とVRRのパススルーです。一方で、Switch 2が出す4K60や1440pの120fpsは、パススルーでそのままテレビに通ります。PS5を4Kの120fpsで遊ぶ人は、パススルーが2160p60までなので、4K Xの型を選んでください。削られている場所が分かっていれば、安さは不安ではなく判断材料になります。

注意点:付属品として書かれているのはUSBケーブルとガイドで、HDMIケーブルの記載はありません。パススルーでテレビにも映すならHDMIケーブルが2本要るので、手持ちがなければ一緒に用意してください。VRRのパススルーには対応していません。

Elgatoで安く揃えるならElgato Game Capture Neo

こんな人:ライトやマイクなど、ほかの配信機材をElgatoで揃えている。安く始めたいけれど、メーカーはElgatoにしたい。遊ぶのは60fpsで十分。

選ぶ1台:Elgato Game Capture Neoです。60fpsで遊ぶ人がElgatoで始めるなら、これでいいです。

理由

  • 取り込みは1080p60で、TikTok LIVEやYouTubeの配信には十分です
  • パススルーは4K60のHDRまで通すので、テレビでは4K60で遊べます
  • 接続はUSB-C 3.0です

注意点:Neoのパススルーは、1440pだと60までで、VRRのパススルーにも対応していません。Switch 2を1440pの120fpsで遊びたい人や、ゲーミングモニターで120fpsを出して遊んでいる人は、Neoを選ばないでください。そういう人は、Neoより安いGC311G2のほうが、パススルーが1440p144まで通るぶん遊ぶ画面を守れます。

120fps以上で遊びながら配信するならElgato 4K X

こんな人:PS5をゲーミングモニターにつないで、120fpsで遊んでいる。配信は「ついで」でいいけれど、配信のせいで遊ぶ画面を落とすのは絶対に嫌だ。

選ぶ1台:Elgato 4K Xです。遊ぶ画面に一切妥協したくない人は、これです。

理由

  • 取り込みもパススルーも、最大4K144まで対応しています(DSCという圧縮を使う画面では4K120まで)。PS5は4K・120Hzの映像出力に対応しているので、その出力をキャプチャーボードで頭打ちにしません
  • しかもHDMI 2.1、HDR10、VRRに対応しています。高リフレッシュレートのモニターで遊んでいる人がこだわる部分が、全部そろっています
  • さらにWindows・Mac・iPadに対応しています

注意点:4K Xは、PC側にUSB 3.2 Gen 2の端子が要ります。USB 3.2 Gen 1の端子でも動きますが、取り込める解像度が下がります。買う前に、PCのUSB端子の規格を確認してください。端子の規格を見落とすと、上位機種を買ったのに上限まで使えない、という一番もったいない状態になります。

同じ上位帯でWindows中心ならAVerMedia GC553G2

こんな人:配信はWindowsのPCでしかやらない。PS5やSwitch 2を高いフレームレートで遊びながら、上位の機種で配信したい。

選ぶ1台:AVerMedia GC553G2です。Windowsで使うなら、上位帯はこれで決まりです。

理由

  • Windowsでは、取り込みが最大2160p144です
  • パススルーは2160p144のHDR・VRR、1440p240、1080p360まで通します。1440p240・1080p360というパススルーの数字は、この記事の7台で他の機種には出てきません
  • AVerMediaのSwitch 2対応表で「完全対応」に入っています
  • 接続はUSB 3.2 Gen 2 Type-C、HDMI 2.1です

しかも、下の比較表を見ると分かるとおり、2026年9月28日時点のAmazon価格ではGC553G2と4K Sがほぼ同じ価格帯に並んでいます。Windowsで、PCにUSB 3.2 Gen 2の端子があって、高いフレームレートで遊ぶ人なら、同じ予算でGC553G2を選ぶほうが上限は高くなります。

注意点:Macでは、取り込みが2160p60までになり、HDRの取り込みもできません。MacやiPadでも使う可能性がある人は、4K Sか4K Xを選んでください。4K Xと同じく、PC側にUSB 3.2 Gen 2の端子が要ります。

PCなしで録画したいならAVerMedia GC515(Switch 2・携帯機)

こんな人:家にPCがない、または古いノートPCしかない。まずは遊んでいる画面を録っておいて、あとで切り抜きを投稿したい。

PCがまだなくても、録ることからは今日始められます。ライブで流すのは、PCをそろえてからで遠回りになりません。

選ぶ1台:AVerMedia GC515です。PCなしで録画から始めるなら、これを選んでください。

理由

  • PCにつながなくても、microSDカードに録画できます。録画は4K30か1080p120です
  • 映像の入力はUSB-C(DP Alt)で、携帯ゲーム機のUSB-Cから映像を受け取る設計です

注意点:ここは買う前に全部読んでください。

  • HDMI入力はありません。PS5のようにHDMIで映像を出すゲーム機はつなげないので、PS5の人は次のGV-HDREC/Eを選んでください
  • PCなしで録画したときに入るのはゲームの音だけで、マイクの声やボイスチャットは入りません。実況の声を入れたい人は、別に声を録る必要があります
  • ライブ配信はPC経由です
  • AVerMediaのSwitch 2対応表では「対応中(ファームウェア更新が必要)」に入っています。使う前にファームウェアを更新してください
  • 任天堂の仕様では、Switch 2本体上部のUSB Type-C端子は映像出力に対応していません。どの端子からどうつなぐかは、AVerMediaの案内で確認してください

PCなしで録画したいならI-O DATA GV-HDREC/E(PS5・初代Switch)

こんな人:PS5か初代SwitchのTVモードの画面を、PCを使わずに録画したい。4Kで録る必要はない。

選ぶ1台:I-O DATA GV-HDREC/Eです。PS5の画面をPCなしで録るなら、これです。

理由

  • PC不要で、SDカードやUSBストレージに録画できます
  • 録画は1920×1080の59.94fpsで、切り抜き動画を作るには十分な画質です
  • メーカーの動作確認済みの機器に、Nintendo Switchが載っています

注意点:I-O DATAは「4K解像度の表示/録画/再生には対応しておりません」と書いています。4Kで遊びたい・録りたい人には向きません。さらに言うと、動作確認済みの機器にSwitch 2は載っていません。Switch 2の人は、この記事の上の型から選んでください。


7台の比較表(2026年9月28日時点のAmazon価格)

価格は2026年9月28日時点のAmazon.co.jpの税込価格です。セールや在庫で変わるので、買う前に商品ページで確認してください。

機種タイプ・接続取り込みの上限パススルーの上限VRRMacSwitch 2Amazon価格
Elgato 4K SPCにつなぐ(USB 3.0 Type-C)4K60・1080p1204K60 HDR・1080p240対応対応(iPadも)Elgatoが明記24,980円
AVerMedia GC311G2PCにつなぐ(USB 3.0 Type-C・ドライバー不要)1080p602160p60 HDR・1440p144・1080p240非対応—完全対応(AVerMedia)12,136円
Elgato Game Capture NeoPCにつなぐ(USB-C 3.0)1080p604K60 HDR・1440pは60まで非対応——15,980円
Elgato 4K XPCにつなぐ(USB 3.2 Gen 2)4K1444K144対応対応(iPadも)—37,880円
AVerMedia GC553G2PCにつなぐ(USB 3.2 Gen 2 Type-C)2160p144(Windows)2160p144 HDR・1440p240・1080p360対応取り込み2160p60まで・HDR不可完全対応(AVerMedia)25,218円
AVerMedia GC515PCなし・microSD録画(HDMI入力なし)録画 4K30・1080p120———ファームウェア更新が必要(AVerMedia)18,530円
I-O DATA GV-HDREC/EPCなしでSD/USBに録画録画 1920×1080・59.94fps(4K非対応)———動作確認リストに無い19,300円

「—」は、この記事で確認したメーカーの公式情報に記載がない、または当てはまらない項目です。

表を見て「値段が高い機種ほど良い機種」と思いましたか。実はそうではないんです。高い機種は、120fps以上で遊びながら配信するための機種です。そこが要らないなら、その差額は払わなくていいんです。1080pで配信して、テレビでは1440pの120fpsで遊ぶ、というくらいなら、表の中で一番安いGC311G2で届きます。


つなぎ方と、映らないときの確認順

キャプチャーボードをつないだのに映らない、音が出ない。そうなったとき、自分の設定ミスなのか機械の不良なのか分からないまま時間を溶かすのが一番しんどいですよね。でも、映らないときに要るのは腕ではなく、確かめる順番です。確かめる順番が決まっていれば、落ち着いて1つずつ潰せます。

基本のつなぎ方

  1. ゲーム機のHDMI出力を、キャプチャーボードのHDMI入力につなぐ(Switch 2はTVモードでHDMIから映像を出します)
  2. キャプチャーボードのHDMI出力を、テレビやモニターにつなぐ(パススルーで遊ぶ場合)
  3. キャプチャーボードを、USBでPCにつなぐ
  4. TikTok LIVE Studioで「ソースを追加」から「キャプチャーカード」を選ぶ

パススルーでテレビにも映しながら取り込むなら、HDMIケーブルは2本要ります(Elgatoのガイドより)。ゲーム機からキャプチャーボードまでで1本、キャプチャーボードからテレビまでで1本です。手持ちが足りない人は事前に用意してください。

PS5で映らないとき:HDCPの設定を切る

PS5をつないだのに画面が映らないとき、最初に確かめるのはこれです。PS5は、HDCPという映像の保護を切らないと、HDMIのキャプチャーボードで映像を取り込めません。ソニーの公式FAQでも、HDCPを切るとキャプチャーボードが使えると案内されています。

手順は、[設定]→[システム]→[HDMI]→[HDCPを有効にする]のチェックを外す、です(I-O DATAのGV-HDRECの製品仕様ページより)。PS5の人は、つなぐ前にここを済ませておいてください。

ネットの質問サイトなどでは、HDCPの保護そのものを無効にする類の周辺製品を勧める回答も見かけます。この記事では、そうした製品は勧めません。PS5は本体の設定で切れるので、それで足ります。

Switch 2で映らないとき・音が出ないとき

Switch 2で映像や音が出ないときは、Elgatoのガイドで次の対処が案内されています(ElgatoのSwitch 2配信ガイド)。

  • 映像の信号が出ないときは、キャプチャーボードのEDIDモードを「Display」にする
  • 音が出ないときは、Switch 2の設定→サウンド→テレビの音声出力を「ステレオ」にする

AVerMediaの機種なら、先ほどの対応表でファームウェア更新が必要な型番かどうかも確認してください。更新が必要な機種のまま使っていないかは、最初に見るべきポイントです。

動画アプリの画面が録れないとき

YouTubeなどの動画アプリの画面は、キャプチャーボードで録れないことがあります。I-O DATAのFAQには「弊社製品はHDCP機能に対応していないため、HDCPで保護された映像は録画できません」と書かれています(I-O DATAのFAQ)。ゲーム画面は録れるのに動画アプリだけ映らない、というのはこの仕組みによるもので、故障ではありません。


よくある質問

Q1. 遅延はどのくらいありますか?

遅延の数値は、ElgatoもAVerMediaも公表していません(「低遅延」といった言葉だけです)。そのうえで、パススルーでテレビやモニターを見ながら遊ぶなら、遊ぶ画面はPCの取り込みを通らずにテレビへ出ているので、配信ソフトの処理を待ちながら遊ぶことにはなりません。遅延が心配な人ほど、パススルーの上限で機種を選んでください。

Q2. OBSは必要ですか?

TikTok LIVEで流すなら要りません。TikTok LIVE Studioは「ソースを追加」から「キャプチャーカード」を選ぶだけでゲーム画面を取り込めて、OBSを使わずに配信できると公式ヘルプに書かれています。YouTubeやTwitchに流すときは、使う配信ソフトの案内に沿って設定してください。

Q3. Macでも使えますか?

機種によります。Elgato 4K Sと4K XはWindows・Mac・iPadに対応しています。AVerMedia GC553G2はMacだと取り込みが2160p60までで、HDRの取り込みはできません。そのほかの機種は、上の比較表の「Mac」の列を見てください。なお、配信ソフトの対応環境は別の話なので、TikTok LIVE Studioが使える環境はTikTok LIVE StudioでPC配信を始める手順で確認してください。

Q4. 回線はどのくらい必要ですか?

PCからゲーム配信をするなら、キャプチャーボードとは別に、回線の上り速度も確かめてください。配信向けの回線の選び方は配信用の回線と上り速度の記事で詳しくまとめています。


まとめ:遊ぶ機種と配信先が決まれば、1台に決まる

最初の1台は、あなたの今の遊び方に合っていれば正解です。上位機種は、足りなくなってから選べばいいんです。

もう一度、型ごとの1台を並べておきます。

  • 迷ったら(Switch 2・PS5を4K60で):Elgato 4K S
  • 予算を抑えたい(配信は1080pで十分):AVerMedia GC311G2
  • Elgatoで安く揃えたい(120fpsでは遊ばない):Elgato Game Capture Neo
  • 120fps以上で遊びながら配信したい:Elgato 4K X
  • 同じ上位帯でWindows中心:AVerMedia GC553G2
  • PCなしで録画だけ(Switch 2・携帯機):AVerMedia GC515
  • PCなしで録画だけ(PS5・初代Switch):I-O DATA GV-HDREC/E

迷って決めきれないなら、4K Sを選んでください。Switch 2もPS5も4K60で遊べて、配信にも4K60まで取り込めて、MacでもWindowsでもつながります。

キャプチャーボードが届いたら、次はPC側の準備です。LIVE Studioでの配信の始め方はTikTok LIVE StudioでPC配信を始める手順、TikTok LIVEそのものの条件ややり方はTikTokライブのやり方と配信条件にまとめています。