キャプチャーボードの使い方|つなぎ方・OBS/TikTok設定・映らないときの確認順
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目次
結論:線は3本です(ゲーム機→「HDMI In」、「HDMI Out」→テレビ、キャプチャーボード→PCはUSB)。PS5は本体の設定でHDCPを切ります。映らないときは「テレビには映るか、PCには映るか、音は出るか」で分けて、上から順に確かめます。TikTokに流すだけなら、OBSを開く必要はありません。
線を挿して、ゲーム機の電源を入れて、PCの画面を見たら真っ黒だった。
届いたばかりのキャプチャーボードが壊れているのか、自分のつなぎ方が間違っているのか。どちらなのか分からないまま画面の前で固まっている、という状態になっていませんか。
しかも検索すると「HDCPを切る」「ケーブルを替える」「OBSの解像度を変える」と対処が並んでいて、上から全部やったのにまだ黒い。次に何を疑えばいいのか、その順番が見えないまま、同じところを何周もしていませんか。
答えは「どこに映っていないか」で変わります。テレビには映るのか。PCには映るのか。どちらにも映らないのか。映っているのに音だけが無いのか。この4つで道が分かれていて、道ごとに確かめる場所がまるで違うんです。
僕はTikTokやTwitchで配信をしてきましたが、キャプチャーボードは持っていないので、この記事の手順はElgato・AVerMedia・I-O DATA・OBS・TikTok・任天堂の公式資料をもとに書いていて、公式に書かれていない推論のところは、そう書いています。
キャプチャーボードのつなぎ方(線は3本)
故障を疑う前に、3本の線を指でなぞって確かめます。Elgatoのセットアップガイド(2026年9月18日更新)が示している順番はこうです。
- ゲーム機のHDMI出力 → キャプチャーボードの「HDMI In」
- キャプチャーボードの「HDMI Out」→ テレビ/モニター(パススルー)
- キャプチャーボード → PC/Mac(USB-C)
見てほしいのは3本目です。キャプチャーボードとPCの間はHDMIではなく、USB(PCの中に組み込む内蔵型ならPCIe)でつなぎます。TikTok LIVE Studioの公式ヘルプも、ゲーム機とPCの間を同じ形で書いています。
「ゲームコンソールのHDMI出力とキャプチャカードのHDMI入力を接続します。」 「カードのタイプにより、キャプチャカードをコンピューターにUSBまたはPCIeで接続します。」
HDMIを使うのは、ゲーム機からキャプチャーボードまでと、キャプチャーボードからテレビまでの2か所だけです。
USB端子とHDMIケーブルの本数
USBは挿す場所にも条件があります。ElgatoのガイドのFAQは、USB 2.0の端子では帯域が足りないと書いていて、USB 3.0以上の端子に、できればハブを通さずにつなぐよう案内しています。Elgatoの4K SはUSB 3.0(5Gbps)、上位の4K XはUSB 3.2 Gen 2(10Gbps)なので、4K Xを使うならPC側も3.2 Gen 2の端子が要ります。
さらに言うと、HDMIケーブルの本数にも注意が要ります。4K Sの箱に入っているHDMIケーブルは1本です。ところが上の3本のとおり、パススルーでテレビにも映すならHDMIの線は2本あります。つまり、テレビにもつなぐならHDMIケーブルがもう1本、合計2本要ります。箱の中身だけでつなぐと、テレビへの線が1本足りません。
Switch 2はドックのHDMI出力から
Switch 2は、本体ではなくドックのHDMI出力からキャプチャーボードの「HDMI In」へつなぎます(Elgatoのガイド)。本体上部のUSB Type-C端子は、任天堂の仕様で映像出力に対応していません。携帯モードのまま本体上部の端子から何とかしようとしても、そもそも映像が出てこない作りです。
INとOUTが逆になっていないか
いちばん最初に見るのはここです。I-O DATAのFAQは、映らないときの確認の最初にこう書いています。
「本製品のHDMI IN端子とOUT端子に接続している機器が逆になっていないかご確認ください。(本製品のIN端子には録画したい映像機器を、OUT端子には液晶モニタを接続します。)」
INにはゲーム機、OUTにはテレビです。線を挿した向きを、ゲーム機の側からもう一度だけ目で追ってください。
パススルーの役割:あなたが見る画面と、視聴者が見る画面
テレビとPCの両方につないだら、どっちに何が映るのか、頭の中で整理しきれていないと感じていませんか。
分け方はシンプルで、あなたが見る画面はテレビ、視聴者が見る画面はPCです。
「HDMI Out」からテレビへ出ている映像は、あなたがゲームを遊ぶための画面です。PCに届いている映像は、OBSやTikTok LIVE Studioが取り込んで配信や録画に乗せるための画面です。役割が違うので、テレビで遊びながら、PCの画面は「配信にちゃんと乗っているか」を確かめるためだけに見る、という使い方になります。
Elgatoは「zero latency」という宣伝の言葉を使っていますが、遅延の数値はどのメーカーも公表していません。
ゲーム機側の設定(PS5・Switch 2)
PS5:HDCPをオフにする
PS5は、HDCPを切らないとキャプチャーボード経由で映りません。I-O DATAのFAQは、そのときの症状を「テレビに映像が映りません。(真っ黒な画面が表示されます。)」と書いています。I-O DATAの製品では、PCだけでなく、パススルー先のテレビまで黒くなる、ということです。
切り方はこの順番です。
[設定]→[システム]→[HDMI]→[HDCPを有効にする]をオフ
ElgatoはこのHDCPを、PS5でいちばん多い問題として挙げています。しかもElgatoは、HDCPを切ってもゲームプレイには影響しないと書いているので、ゲームを遊ぶだけなら切ったままで困ることはありません。
ただし、1つだけ引き換えがあります。I-O DATAは自社製品について「弊社製品はHDCP機能に対応していないため、HDCPで保護された映像は録画できません」と書き、さらに「動画再生ソフトを使用する際にHDCPの確認が行われる場合があります」としています。ゲーム画面は録れても、ゲーム機の動画アプリの画面は録れません。
出力の解像度は、[設定]→[スクリーンとビデオ]→[映像出力]で確認できます。後のチェックリストで使うので、場所だけ覚えておいてください。
Switch 2:ドックからの接続とHDCPの扱い
Elgatoのガイドは、Switch 2ではHDCPの設定は不要と書いています。任天堂の資料の中には、この点についての記述は見つけられていません。なので「Elgatoのガイドにはこう書いてある」という形で受け取ってください。
Switch 2で気をつけるのは、上で書いたドックからの接続です。それでも信号が出ないときの手順は、チェックリストのAに入れています。
取り込みソフトの設定(TikTok LIVE Studio/OBS Studio)
OBSは設定項目が多くて、できれば触りたくない。TikTokに流せればそれでいいのに、出てくる手順がOBSばかりで置いていかれた気がする。そう感じているなら、先に答えを書きます。
TikTokに流すだけなら、OBSは開かなくていい。
TikTok LIVE Studioの公式ヘルプには、キャプチャーボードをそのまま取り込む手順があります。OBSを使わずに、LIVE Studioだけでゲーム画面と音を配信できます。YouTubeなどTikTok以外にも流したい、録画も同じソフトでやりたい、という人はOBSの手順へ進んでください。
TikTok LIVE Studioで取り込む
手順は「ソースを追加」→「キャプチャカード」です(公式ヘルプの表記は[ソースを追加]→[キャプチャカード])。
開いた画面の項目は、公式ヘルプの表記ではこうなっています。
- 動画:「動画デバイス」「解像度」「FPS」「動画形式」「色の範囲」(通常は「すべて」)「色空間」(例:標準HD動画では709)
- 音声:「音声キャプチャ」(音を流さないなら「キャプチャしない」)「音声出力モード」
「動画デバイス」に自分のキャプチャーボードの名前が出ていれば、線とPCの間は通っています。出ていなければ、ソフトではなくUSBの側を疑う段階です(チェックリストのB)。
手順の原文はTikTok LIVE Studio 公式ヘルプ「キャプチャカードソースを追加」、LIVE Studioそのものの始め方はTikTok LIVE StudioでPC配信を始める手順にまとめています。
OBS Studioで取り込む
ここからの表記は、OBS Studio 32.2.2 の日本語表記です。OBSは表記がバージョンで変わるので、自分の画面と1字違っていても慌てなくて大丈夫です。
- ソースに「映像キャプチャデバイス」を追加する
- プロパティの「デバイス」のリストから、自分のキャプチャーボードを選ぶ
OBSの公式KBによると、解像度とFPSはデバイスから検出されます。「解像度/FPS タイプ」には「デバイスの既定値」と「カスタム」があり、自動の検出でうまくいかなければ「カスタム」にして「解像度」と「FPS」を自分で入れます。しかも、デバイスが対応していない解像度・FPSを指定すると、ソースには何も表示されません。だから「カスタム」にするなら、ゲーム機が出している解像度・FPSと同じ値を入れます。
もう1つ、WindowsではDirectShowのドライバーが要ります(主要なキャプチャーボードは対応している、とOBSの公式KBは書いています)。
「バッファリング」の項目には、OBS自身がこう説明を書いています。
「無効の場合、再生の遅延は最小になりますが、フレーム再生の精度が落ちます。これは顔カメラや、コンソールで再生してプログラムのプレビューウィンドウを使用したい場合に最適です。」
逆に「有効」にすると映像は滑らかになりますが、遅延が増えます。既定は「自動検出」です。PCのプレビューを見ながら遊ぶならこの説明が効いてきますが、テレビで遊ぶパススルーの形なら、まずは既定のままで構いません。
色の範囲はアプリで既定が違う
色が白っぽい、黒が浮いて見えるときに触るのが色の範囲です。ここはアプリで既定が違います。TikTok LIVE Studioのヘルプは「色の範囲」を通常は「すべて」と案内していて、OBSの「色範囲」は「既定」「リミテッド」「フル」の3つで、既定は「既定」です。どちらかが正解という話ではないので、使うアプリの表記に合わせてください。
映らないときの確認順(症状別チェックリスト)
症状ごとに、確かめる順番を並べます。まず、どこに映っていないかを見ます。
| いまの症状 | 進む項目 |
|---|---|
| テレビ(パススルー先)に映らない | A |
| テレビには映るのに、PCに映らない | B |
| テレビにもPCにも映らない | C |
| 映っているのに、音が無い | D |
同じ「映らない」でも、テレビに映っているかどうかで、疑う場所がゲーム機側かPC側かに分かれます。上から順に、1つずつ潰してください。
A. テレビ(パススルー先)に映らない
テレビにも出ていないなら、ゲーム機からキャプチャーボードを通ってテレビへ出るまでのどこかで止まっています。PCの設定をいじる前に、ここを見ます。
- INとOUTが逆になっていないか:INにゲーム機、OUTにテレビ(I-O DATA)
- テレビの入力切替:キャプチャーボードをつないだHDMI端子に切り替わっているか(I-O DATA)
- HDMIケーブル:挿し直す。それでもダメなら「動作確認済みのHDMIケーブルに交換」(AVerMedia。I-O DATAも挿し直しと交換を挙げています)
- PS5ならHDCP:[設定]→[システム]→[HDMI]→[HDCPを有効にする]がオフになっているか(I-O DATA・Elgato)
- Switch 2ならドックから:本体上部の端子ではなくドックのHDMI出力か。それでも信号が出ないときは、キャプチャーボードのEDIDモードを「Display」にする(Elgato)
- 「Out of Range」と出る:ゲーム機の出力を、キャプチャーボードが対応する解像度・フレームレートにする(AVerMedia)。PS5は[設定]→[スクリーンとビデオ]→[映像出力]で確認できます
- PS5の120fpsで映らない:I-O DATAは自社製品について、キャプチャーボードをつないだままPS5をセーフモードで起動し、「2.映像出力を変更」→「1080p」を選び、その後[スクリーンとビデオ]で解像度を1080pにして再起動する方法を案内しています。I-O DATA製品向けのFAQなので、他社製品で同じかどうかは確認されていません
B. テレビには映るのに、PCに映らない
AVerMedia のFAQは、パススルー先のモニターには映るのにPCに映らないなら、キャプチャーソフトの設定を確認する、と書いています。
理屈で言うと、テレビに映っている時点で、ゲーム機→「HDMI In」→「HDMI Out」の道は通っていて、入力切替はもう疑わなくていい。ただしHDCPが残っているときにテレビがどうなるかは、メーカーの資料で揃っていません。PS5なら、Aの4番のHDCPだけはここでも確かめてください。そのうえで残っているのは、3本目のUSBの線と、PCの中だけです。
- デバイスマネージャーにキャプチャーボードが出ているか(AVerMedia)
- 出ていない → 別のUSB端子、別のPC、USBケーブルの交換
- 出ている → HDMIケーブルの交換と、ソフトの設定の確認
- USB 2.0の端子やハブにつないでいないか:USB 3.0以上の端子に、できればハブなしで(Elgato)
- OBSの「解像度/FPS タイプ」:まず「デバイスの既定値」、ダメなら「カスタム」にして、入力と同じ解像度にし、FPSは「出力FPSに合わせる」にする。これはAVerMediaの旧機種GC311(GC311G2ではありません)のFAQの手順です。同じFAQは、720pの入力に1080pを求めると「Resolution Not Supported for Resizing」と出る、とも書いていて、理由は「本製品はアップスケーリングには対応しておりません」です
- Windowsのカメラのプライバシー設定:I-O DATAのFAQによると、Windowsのカメラ/マイクのプライバシー設定のせいで、アプリがキャプチャーボードを使えないことがあります。Windows 11なら「カメラのプライバシーの設定」を検索して、「カメラへのアクセス」と「デスクトップアプリがカメラにアクセスできるようにする」をオンにします。マイクも同じように確認してください
- OBSを閉じて、付属のソフトで映るか:先に付属のソフトで映像と音が出るかを確かめる(AVerMediaの旧機種GC311のFAQ)。付属のソフトで映るなら、キャプチャーボードもケーブルも通っているので、疑う先はOBSの設定に絞れます
4番は、ソフトの設定画面をいくら見ても出てこない場所です。OBSの中の項目を全部確かめたのに黒いままなら、Windowsの設定まで一度出てください。
C. テレビにもPCにも映らない
Aを上から順に確かめます。テレビに映るようになったら、PCに映っていなければBへ進みます。Aを全部やってもテレビに映らないなら、Bの1番、デバイスマネージャーにキャプチャーボードが出ているかを見てください。出ていなければ、USBの側(端子・PC・ケーブル)から疑う順番になります。
D. 映っているのに、音が無い
音の話は、先に1つだけ聞かせてください。
その「聞こえない」は、あなたにだけですか。視聴者にもですか。
ここで道が2つに分かれます。
あなたにだけ聞こえないなら、故障ではなく仕様の可能性があります。OBSの「音声出力モード」の「音声のみをキャプチャ」は、OBSの公式KBの定義では、音声モニタリングをしない限り、あなたには聞こえません。視聴者には届いています。TikTok LIVE Studioのヘルプにも、「音声のみキャプチャー:キャプチャした音声は、視聴者のみに聞こえます。」とあります。
PCで自分も聞きたいなら、OBSではこうします。
- 「オーディオの詳細プロパティ」→「音声モニタリング」を「モニタリング有効」
- 聞く機器は、設定 →「詳細設定」→「モニタリングデバイス」で選ぶ
- または「音声出力モード」を「デスクトップ音声出力 (DirectSound)」か「デスクトップ音声出力 (WaveOut)」にする
TikTok LIVE Studioでは、「出力音声(DirectSound)」「出力音声(WaveOut)」を選ぶと「あなたと視聴者の両方が聞こえます。」と公式ヘルプに書かれています。
視聴者にも届いていないなら、TikTok LIVE Studioでは「音声キャプチャ」が「キャプチャしない」になっていないかを見ます。Switch 2なら、Elgatoのガイドは、音が出ないときはSwitch 2のテレビへの音声出力をステレオにするよう書いています(Switch 2の日本語のメニュー名は、この記事では確認できていません)。
OBSの音の設定をもっと深く追うなら、OBSで音が出ない・入らないときの確認にまとめています。
パススルーでテレビから音を聞いている場合
ここから先は公式の手順ではなく、上の2つの定義を組み合わせた推論です。
パススルーでスピーカー付きのテレビにつないでいるなら、ゲーム音はテレビから聞こえています。OBSとTikTokの2つの定義から考えると、OBSの音声を「音声のみをキャプチャ」(LIVE Studioなら「音声のみキャプチャー」)のままにしてモニタリングを有効にしなければ、あなたが聞くゲーム音はテレビから出る1つだけになり、視聴者にはキャプチャした音がそのまま届きます。
この組み合わせを、OBSもTikTokもメーカーも手順として書いているわけではありません。定義どおりに動けばそうなる、という話として読んでください。
ここまで確認しても映らないとき
時間をかけてここまで来て、それでも映らない。もう買い替えたほうが早いんじゃないか、でも買い替えても同じだったら……と迷っていませんか。
買い替えるのは、この順番で確認したあとで十分です。
その前に1つだけ確かめてほしいのが、メーカーの対応表です。とくに前のゲーム機で使っていたキャプチャーボードをSwitch 2につないでいるなら、型番がSwitch 2に対応しているかを先に見ます。AVerMediaはSwitch 2の対応状況を公表していて、GC311G2・GC553G2などは完全対応、GC551G2・GC515・GC311などは対応中(ファームウェア更新が必要)としています。「対応中」の機種なら、買い替える前にファームウェアの更新という手が残っています。
対応表に自分の型番が無い、あるいは更新しても映らないなら、そこで初めて機器を見直します。何を選ぶかはキャプチャーボードのおすすめと選び方で比べています。
これから買う方へ:本記事の手順に対応する2機種
まだ手元に無くてこれから選ぶ人向けに、2台だけ置いておきます。価格は2026年9月28日時点のAmazonの税込価格で、変動します。
| 商品 | 価格(2026年9月28日時点) | 取り込み | パススルー | 接続 |
|---|---|---|---|---|
| Elgato 4K S | 24,980円 | 4K60・1080p120 | 4K60 HDR/VRR | USB 3.0 Type-C |
| AVerMedia GC311G2 | 12,136円 | 1080p60 | 2160p60 HDR | USB 3.0 Type-C |
4Kで取り込みたい、PCだけでなくMacやiPadでも使いたいなら、Elgato 4K Sです。取り込みが4K60・1080p120で、対応はWindows / Mac / iPad、Switch 2への対応も明記されています。箱のHDMIケーブルは1本なので、テレビにもパススルーするならもう1本足してください。
1万円台に抑えて、TikTokへの配信を1080p60で始めたいなら、AVerMedia GC311G2です。ドライバー不要で、AVerMediaの対応表でSwitch 2に完全対応とされています。ただし付属品にHDMIケーブルの記載が無いので、パススルーまでつなぐならHDMIケーブルを2本用意しておくと、届いた日にそのまま線を3本つなげます。
ほかの機種との比較はキャプチャーボードのおすすめと選び方、マイクや回線まで含めたゲーム配信の機材一式はゲーム配信に必要な機材まとめで扱っています。
よくある質問
Q1. HDMIケーブルでPCに直接つなげませんか?
この記事で扱う取り込みは、TikTok LIVE Studioの公式ヘルプと同じ形で、ゲーム機からキャプチャーボードまでがHDMI、キャプチャーボードからPCまでがUSB(内蔵型はPCIe)です。PCとの間の線はHDMIではありません。
Q2. パソコンを使わずに配信まで済ませられますか?
PCなしで使える機器でできるのは録画で、配信にはPCを経由します。TikTokに流すなら、PCのTikTok LIVE Studioで取り込む形になります。
Q3. Macでも使えますか?
OBSの「映像キャプチャデバイス」は、OBSの公式KBではWindowsとmacOSの両方で使えるとされています。Elgato 4K SもWindows / Mac / iPad対応です。一方で、TikTok LIVE StudioのMac対応は公式の中で書かれ方が食い違っているので、TikTok LIVE StudioでPC配信を始める手順で整理しています。
Q4. 配信に乗る画面が遅れて見えます。故障ですか?
遅延の数値はどのメーカーも公表していないので、何ミリ秒なら正常とは言えません。遊ぶ画面をテレビ側(パススルー)にして、PCの画面は配信に乗っているかの確認用にする、という分け方で、手元の操作はテレビを見て行えます。OBSで遊ぶ画面をPCのプレビューにしたいなら、上で引用した「バッファリング」の説明が判断の材料になります。
まとめ:映らないときは「どこに映っていないか」から
最初の1回で映らないのは、あなたのせいではありません。線が3本あって、設定が2か所(ゲーム機と取り込みソフト)あるだけです。
もう一度だけ道を書いておきます。
- テレビに映らない → A(INとOUT、入力切替、ケーブル、PS5のHDCP、Switch 2はドックから)
- テレビには映るのにPCに映らない → B(デバイスマネージャー、USB 3.0、OBSの解像度/FPS、Windowsのカメラのプライバシー設定)
- どちらにも映らない → C(Aから、次にデバイスマネージャー)
- 映るのに音が無い → D(あなたにだけか、視聴者にもか)
TikTokに流すだけなら、公式ヘルプのキャプチャカードの手順とLIVE Studioだけで足ります。LIVE Studioの始め方はTikTok LIVE StudioでPC配信を始める手順、音の深掘りはOBSで音が出ない・入らないときの確認、機器を見直すならキャプチャーボードのおすすめと選び方、配信機材をまとめて揃えるならゲーム配信に必要な機材まとめへどうぞ。

