マイクアームのおすすめ9選|重いマイク・薄型・机の厚さで選ぶ配信者向けガイド

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目次
  1. 机に直置きしたマイクで起きること
  2. まず確認するのはマイクの重さ
  3. 耐荷重の何%を使うかで余裕が分かる
  4. 机で失敗しないためのチェック
  5. 型別のおすすめ(マイク×机×映り方)
  6. 9台の比較表(2026年9月28日時点のAmazon価格)
  7. よくある質問
  8. まとめ:あなたのマイクの重さから逆算する

結論:マイクアームは、あなたのマイクの重さで決まります。迷ったら、重いマイクならオーディオテクニカ AT8705かElgato Wave Mic Arm LP、USBマイクならFIFINE BM63かBM88です。

  • とにかく安く、USBマイクを浮かせたい → FIFINE BM63
  • 安く、しかもカメラにアームを映したくない → FIFINE BM88(同じ価格帯の薄型なら TONOR T20LP)
  • 国内メーカーで落ち着いて選びたい → オーディオテクニカ AT8700J
  • SM7dBやMV7+を薄型で浮かせたい → オーディオテクニカ AT8705(天板が50mmを超えるなら Elgato Wave Mic Arm LP)
  • ゲーミングブランドでそろえたい → Logicool G COMPASS(MV7+までの重さ向け)
  • 軽いマイクに替える可能性も含めて本格派 → RODE PSA1+
  • とにかく余裕を最大にしたい → Elgato Wave Mic Arm Pro

机に直置きしたマイクで起きること

せっかく良い配信用マイクを買ったのに、付属のスタンドで机に直置きしていませんか?キーボードを叩いた振動が机を伝わって、「コトッ」と声と一緒に入っていませんか。しかもカメラを付けると、画面の下のほうに黒いマイクとスタンドがどんと居座って、顔を隠してしまう。

じゃあアームを買おう、と検索すると、今度は別の不安が次から次へと出てきますよね。

「耐荷重2kgって書いてあるけど、自分のマイクで足りるの?」 「重いマイクを付けたら、配信中にじわじわお辞儀してこない?」 「マイクに大きく使ったばかりなのに、アームにまで何万円も出すの……?」

どれも口に出すと小さな悩みに聞こえるかもしれませんが、買ってから失敗するといちばん悔しいやつです。僕も配信をしてきましたが、アームの使用感はこの記事では書きません。選ぶ基準は、メーカーが公表している数字だけです。

以前、配信用マイクの置き方と距離の記事で、アームの選び方は別の記事で書くと予告していました。この記事がその続きです。

で、先に芯だけ言っておくと、アーム選びの基準は 「あなたのマイクの重さが、アームの耐荷重の何%を使うか」 です。ただ耐荷重の数字を並べるだけの比較では、絶対にこの答えは出てきません。マイクの重さ、机の厚さと形、そしてカメラへの映り方。この3つを順番に見ていけば、あなたに合う1台が決まります。


まず確認するのはマイクの重さ

アームのスペックを見る前に、まず絶対に確認してほしいのが「あなたのマイクが何グラムなのか」です。「耐荷重2kgって書いてあるから何でも大丈夫でしょ」と、いきなりアームから探すのは遠回りです。

メーカーまたは正規代理店が公表している重さは次のとおりです。

マイク重さ(メーカー/正規代理店の公表値)
Shure SM7dB837g
Shure MV7+573.5g
オーディオテクニカ AT2020USB-X約373g
オーディオテクニカ AT2020345g

こうして並べて数字を見ると、同じ「配信用マイク」という括りでも重さがまるで違うのが分かりますよね。いちばん重いSM7dBと、いちばん軽いAT2020では、837gと345gです。つまり、同じアームに付けたとしても、アームにかかる負担はマイクによってまったく変わるということです。

ちなみに、SM7Bの重さはShureの公式資料で確認できていないので、この記事では数字を載せていません。FIFINE K683Aも、マイク本体の重さをメーカーが公表していません。どちらかを使っている人は、商品ページや手元の説明書で重さが書かれているかを確認してから、次の節の考え方に当てはめてみてください。

SM7dBについて詳しくはSM7BとSM7dBの違い、MV7+についてはShure MV7+のレビューで書いています。


耐荷重の何%を使うかで余裕が分かる

この記事でいちばん大事なのが、ここです。

耐荷重というのは「このアームが支えられる上限」です。上限ぎりぎりで使うのと、上限の半分以下で使うのとでは、同じスペック上の「範囲内」でも実際の余裕がまったく違います。だからこそ、マイクの重さがアームの耐荷重の何%にあたるかを計算して見るわけです。

アーム(耐荷重)SM7dB(837g)の場合MV7+(573.5g)の場合
Logicool G COMPASS(1.1kg)76%52%
RODE PSA1+(1.2kgまで)70%48%
耐荷重2kgのアーム(FIFINE BM63・AT8700J・Wave Mic Arm LP)42%29%
オーディオテクニカ AT8705(2.2kg)38%26%
Elgato Wave Mic Arm Pro(3kg)28%19%

この計算結果を見てください。SM7dBをCOMPASSに付けると、マイクだけで耐荷重の76%を使います。しかも実際にはこれにショックマウントやケーブルの重さが加わりますから、残りの余裕はさらに小さくなってしまう。逆にMV7+なら、同じCOMPASSでも52%です。同じアームであっても、載せるマイクが違えば選ぶべき答えがガラリと変わるんです。

「耐荷重の中なら大丈夫」とは言い切れない

はっきり書いておきます。耐荷重の範囲に収まっていれば安心、とは言えません。

2023年の個人ブログに、旧Blue版のCOMPASSにSM7Bを付けて、アームをいちばん伸ばしたときにマイクが下がり気味になった、という報告があります。見つけたのは1件で、あくまで1人の例です。今売られているLogicool G COMPASSと同じ製品とは限りません。

1件だけの例ですが、見てほしいのは、下がり気味になったのが「アームをいちばん伸ばしたとき」だったことです。耐荷重の数字は、アームをどこまで伸ばしたときの話なのかまでは教えてくれません。だからこそ、机の奥にアームを付けて口元までいっぱいに伸ばす使い方をするなら、耐荷重の%が小さいアームを選んでおくほうが筋がいい。数字の余裕というのは、配信中にマイクの位置が変わってしまう不安を減らすための大切な保険だと考えてください。

軽すぎても止まらない「最小荷重」

落とし穴はもう一つあります。ばね式のアームは、重すぎるだけでなく、軽すぎても狙った位置でうまく止まらないことがあるんです。ばねの力に対してマイクが軽すぎると、手を離したときにアームが上へ跳ね上がってしまうんですよ。

この「下限」の数字が最小荷重です。そして今回の9台の中で最小荷重を公表しているのは、RODE PSA1+だけです。PSA1+は94g〜1.2kgのマイク(またはショックマウント)に対応すると書かれています。これならAT2020の345gも、SM7dBの837gも、しっかりこの範囲に入ります。

ほかの機種は最小荷重を公表していません。だから、軽いマイクで使う場合に大丈夫かどうかを数字で確かめられるのは、PSA1+だけということになります。


机で失敗しないためのチェック

マイクの重さが決まったら、次は机の確認です。アームは机の縁にクランプで挟んで固定するので、机の形によっては「届いたのに付かない」ということが起きます。定規かメジャーを手元に用意して、次の順番で確認してください。

天板の厚さとクランプの対応範囲

まず天板の厚さを測ります。各アームのクランプの対応範囲は次のとおりです。

  • FIFINE BM63:厚さ約61mmまでの机
  • FIFINE BM88:約19〜61mm
  • TONOR T20LP:クランプの厚さはメーカーの文面に記載なし
  • オーディオテクニカ AT8700J:最大開口50mm
  • オーディオテクニカ AT8705:15〜50mm
  • Elgato Wave Mic Arm LP:最大60mmの天板
  • Elgato Wave Mic Arm Pro:最大60mm
  • Logicool G COMPASS:クランプの最大厚さは記載が見つからない
  • RODE PSA1+:クランプとねじ込み式のデスクマウントが付属

ここで見落としやすいのが、AT8705のクランプには下限もあることです。対応は15〜50mmなので、上限の50mmだけ見て選ぶと、15mm未満の薄い天板の机に付けられない、ということが起きます。厚い机ばかり気にしがちですが、薄い机も同じくらい要注意です。

厚さ以外に見るところ

さらに言うと、チェックすべきは厚さだけではありません。オーディオテクニカが公開しているインタビューでは、天板の厚さ以外にも、クランプが付けにくい机の例が挙がっています。

  • 縁が丸い、または面取りされている天板:クランプが斜めの面に当たって、しっかり噛み合わない
  • クランプのかかりが浅くなる机:縁の近くしか挟めない形だと固定が甘くなる
  • 天板の下に引き出しがある机:クランプの下側が入らない
  • 側板で縁がふさがっている机:クランプを差し込む隙間がない
  • 壁にぴったり付けた机:奥側の縁にクランプを付けにくい

特に壁付けの机は、アームを奥に付けるつもりで買うと困ることになります。壁との隙間、引き出しの位置、縁の形。この3つを見て、アームを付ける場所を先に決めてから選んでください。


型別のおすすめ(マイク×机×映り方)

付ける場所が決まったら、いよいよ選ぶ段階です。あなたのマイクと机に合わせて、型ごとに1台ずつ言い切ります。

とにかく安く、USBマイクを浮かせたい人

AT2020USB-Xのような軽めのUSBマイクを、とにかく安く机から浮かせたい。キーボードの振動音を拾うのをやめたい。そういう人は FIFINE BM63で決まりです。

理由はシンプルで、5千円台で耐荷重2kgあるからです。約373gのAT2020USB-Xなら、耐荷重2kgに対して数字の上ではかなりの余裕があります。しかも対応する机の厚さは約61mmまでで、厚めの天板にもしっかり付けられます。

注意点は、ケーブルを結束バンドで留める方式だということです。アームの中にケーブルを通す溝はありません。画面にケーブルが映るのが気になるなら、次のBM88を選んでください。もう一つ、BM63は最小荷重を公表していません。AT2020USB-Xより軽いマイクで使うなら、最小荷重を公表しているRODE PSA1+の型も見てください。

安く、しかもカメラにアームを映したくない人

顔出しの配信で、アームが顔の前を横切る画にしたくない。でも予算は1万円を切りたい。この人は FIFINE BM88が正解です。

BM88は薄型(ロープロファイル)のアームで、耐荷重は1.5kgです。見逃せないのが、アーム内のスライド式パネルにケーブルを通せること。ケーブルをアームの外に這わせずに済むので、画面に映る線が減ります。さらに、ネジは3/8・5/8・1/4の3つに対応していて、マイク側のネジ規格で困りにくい作りです。机の厚さは約19〜61mmで、範囲がきちんと公表されているのも安心材料です。

注意点として、耐荷重は1.5kgです。SM7dBのような重いマイクを薄型で浮かせたいなら、この後に紹介する耐荷重2kg以上の薄型を選んでください。

同じ価格帯で、もう1台の薄型を比べたい人

BM88と同じくらいの価格で、もう一つの選択肢がほしいならTONOR T20LPです。薄型で耐荷重1.5kg、水平に360度・垂直に90度動かせます。ネジは3/8で、5/8への変換も付いています。

ケーブルは付属の結束バンド4本で外に留める方式です。アームの中に通す手順がないぶん、ケーブルを差し替えるときはバンドを外すだけで済みます。

ただ、クランプが何mmの天板まで挟めるかは、メーカーの文面に記載がありません。だから、机の厚さを数字で確かめてから買いたい人には、範囲が公表されているBM88をすすめます。T20LPは、ケーブルをアームの外で管理したい人向けです。

国内メーカーのアームで落ち着いて選びたい人

日本語の製品ページとサポートで確かめてから選びたい。この人は オーディオテクニカ AT8700Jを選んでください。

耐荷重は2kgで、SM7dBなら42%、MV7+なら29%に収まります。可動距離は680mm、テーブルクランプの最大開口は50mm、ネジは5/8インチです。本体は1,030gあって、アーム自体もしっかりした重さがあります。ここに挙げた仕様は、すべて日本語の製品ページで確認できます。

注意点は、可動距離がAT8705の740mmより短い680mmなこと、そしてケーブルは面ファスナー2本で外に留める方式なことです。机の奥に付けて口元まで大きく伸ばしたい人は、次のAT8705のほうが向いています。

SM7dBやMV7+などの重いマイクを、薄型で浮かせたい人

ここがこの記事の一番の山場です。SM7dBやMV7+のような重いダイナミックマイクを、カメラに映りにくい薄型アームで口元まで持ってきたい。この人は オーディオテクニカ AT8705で決まりです。

理由は3つあります。

一つめは耐荷重です。AT8705は2.2kgで、SM7dBでも38%、MV7+なら26%しか使いません。今回の薄型アームの中では、いちばん数字の余裕が大きい1台です。

二つめは届く距離です。可動距離は740mmで、さらに約14.5cmの延長パーツが付属しています。ダイナミックマイクは口元に近づけて使うマイクで、置き方の記事でも目安を5〜15cmと書きました。机の奥にアームを付けても、口の前までしっかり持ってこられることが、重いダイナミックマイクではそのまま音に効きます。

三つめはケーブルです。ケーブルをアームの中に収納できるので、薄型の「映りにくさ」を線一本で台無しにしません。

注意点は、クランプが15〜50mmだということです。この範囲より薄い天板にも、厚い天板にも付きません。天板が50mmを超えるなら、次のWave Mic Arm LPを選んでください。

重いマイクで、天板が厚い人・配信機材をElgatoでそろえたい人

同じく重いマイクを薄型で浮かせたいけれど、天板が50mmを超えている。あるいは、ライトやキャプチャーなど配信機材をElgatoでそろえている。この人は Elgato Wave Mic Arm LPが正解です。

クランプは最大60mmの天板まで対応していて、AT8705より厚い机にも付けられます。机からアームまでの高さは70mmと低く、画面の下側を通しやすい作りです。耐荷重は2kgで、SM7dBなら42%、MV7+なら29%です。

しかも、この2kgは「マイクとアクセサリー込み」と明記されています。ショックマウントを付けたときに何を足せばいいか迷わない、はっきりした書き方です。水平の長さは740mmで、1/4→3/8と1/4→5/8の変換アダプターが付属しています。ケーブルはマグネット式のカバーで隠せます。

注意点は、耐荷重がAT8705の2.2kgより小さいことです。天板が50mm以下に収まるなら、数字の余裕が大きいAT8705を優先してください。

ゲーミングブランドでそろえたい人

マウスやキーボード、ヘッドセットをLogicool Gでそろえていて、アームも同じブランドにしたい。そういう人には Logicool G COMPASSです。ただし、MV7+までの重さのマイク向けとして選んでください。

最大水平距離は81cmと、長さの数字が公表されているアームの中では大きめです。ケーブルは格納式で、360度回せます。ネジは標準で5/8インチ、3/8→5/8のアダプターも付いています。国内正規品なら2年間のメーカー保証があるのも心強いところです。

ただし、耐荷重は1.1kgです。MV7+なら52%に収まりますが、SM7dBだと76%を使います。耐荷重の中には入っているものの、余裕は小さいと数字が示しています。さらに言うと、先ほどの「伸ばしきったときに下がり気味になった」という1件の報告も、旧Blue版のCOMPASSでした(今のLogicool G COMPASSと同じ製品とは限りません)。81cmまで伸ばせるアームだからこそ、伸ばしきって使う場面では余裕の小ささを軽く見ないでください。SM7dBを付けるなら、AT8705かWave Mic Arm LPを選んでください。クランプの最大厚さは記載が見つからなかったので、机の厚さは商品ページで確認してから買ってください。

軽いマイクへの買い替えも見すえて本格的に選びたい人

今はSM7dBでも、そのうちAT2020のようなもっと軽いマイクを付けるかもしれない。どちらでもきちんと合うアームを数字で選びたい。この人は RODE PSA1+で決まりです。

理由は、今回の9台の中で最小荷重を公表しているのがPSA1+だけだからです。対応は94g〜1.2kg。AT2020の345gも、SM7dBの837gもこの範囲に入ります。「軽すぎて跳ね上がるかもしれない」という心配を、数字で消せるのはこのアームだけです。

仕組みはパラレログラム式のスプリングで、360度回転します。USBやXLRのケーブルはアームにまとめられます。クランプに加えて、ねじ込み式のデスクマウントも付属しています。

注意点は、上限が1.2kgなことです。SM7dBだと70%を使うので、重いマイク専用で考えるなら、余裕はAT8705のほうが大きくなります。

とにかく余裕を最大にしたい人

マイクの重さのことは、もう二度と考えたくない。重いマイクにショックマウントを付けても、耐荷重の数字に大きな余裕がほしい。この人は Elgato Wave Mic Arm Proが答えです。

耐荷重は3kgで、SM7dBでも28%、MV7+なら19%です。今回の9台でいちばん大きな耐荷重で、ばねではなくガススプリングを使っています。アームの長さは750mmで、クランプは最大60mmの天板まで対応。ネジは1/4インチで、3/8と5/8のアダプターが付いています。

注意点は、アーム自体の重さが2kgあることです。机の縁にはマイクだけでなく、この重さのアームがかかります。天板の縁の形や強さを、先ほどのチェックで必ず確認してください。価格も今回の中でいちばん高い3万円台です。


9台の比較表(2026年9月28日時点のAmazon価格)

アーム耐荷重長さクランプ薄型ケーブルAmazon価格
FIFINE BM632kg—約61mmまで—結束バンド5,499円
FIFINE BM881.5kg—約19〜61mm薄型アーム内のパネル8,699円
TONOR T20LP1.5kg記載なし記載なし薄型結束バンド4本9,651円
オーディオテクニカ AT8700J2kg可動680mm最大50mm—面ファスナー2本11,000円
オーディオテクニカ AT87052.2kg可動740mm(延長14.5cm付属)15〜50mm薄型アーム内に収納15,000円
Elgato Wave Mic Arm LP2kg(アクセサリー込み)水平740mm最大60mm薄型マグネット式カバー15,681円
Logicool G COMPASS1.1kg水平81cm記載なし—格納式16,000円
RODE PSA1+94g〜1.2kg—クランプ+デスクマウント—アームにまとめる24,000円
Elgato Wave Mic Arm Pro3kg750mm最大60mm——32,978円

※価格は税込で、セールなどで変動します。「—」はこの記事で公表値を確認できていない項目です。


よくある質問

Q. 薄型と普通のアーム、どちらを選べばいいですか?

カメラに顔を映して配信するなら、薄型を選んでください。薄型は机の近くを低く通るので、アームが画面を横切りにくくなります。Wave Mic Arm LPなら、机からアームまでの高さは70mmです。顔を映さない配信なら、普通のアームで問題ありません。そのぶん耐荷重やクランプの範囲など、ほかの条件で選べます。

Q. マイクとアームのネジが合わないときは?

マイクとアームをつなぐネジは、主に3/8と5/8です(アーム側には1/4もあります)。MV7+は5/8インチで、AT2020USB-Xには3/8↔5/8の変換ネジが付属しています。アーム側では、AT8700JとAT8705が5/8インチ、COMPASSは5/8インチが標準で3/8→5/8のアダプター付き、BM88は3/8・5/8・1/4に対応、T20LPは3/8に5/8への変換付き、Wave Mic Arm LPとProは変換アダプター付きです。BM63のネジ規格は商品ページで確認してください。合わないときは、まず付属の変換ネジやアダプターを探してみてください。

Q. ショックマウントの重さも考えたほうがいいですか?

考えてください。ショックマウントの重さは、この記事では数字を確認できていません。だからこそ、マイク単体の%がぎりぎりのアームは避けて、マイクとショックマウントを合わせても余裕が残るアームを選ぶのが正解です。Wave Mic Arm LPのように、耐荷重を「マイクとアクセサリー込み」と明記しているアームなら、何を足して計算すればいいかがはっきりします。

Q. 軽いマイクなら、どのアームでも大丈夫ですか?

そうとは言えません。ばね式のアームは、軽すぎると跳ね上がることがあります。最小荷重を公表しているのは今回の中でRODE PSA1+だけ(94g〜1.2kg)なので、軽いマイクで確実に数字を確かめたいならPSA1+を選んでください。


まとめ:あなたのマイクの重さから逆算する

マイクに大きく使ったあとで、アームにまでお金を出すのは悔しくて当然です。だから、あなたのマイクの重さで足りるところで止めてください。それで十分です。見た目が気になるのも、配信を大事にしている証拠です。音と同じくらい、画面に映るものを選んでかまいません。

最後にもう一度、型ごとの答えです。

  • USBマイクを安く浮かせたい → FIFINE BM63
  • 安く、カメラに映したくない → FIFINE BM88(同価格帯の薄型なら TONOR T20LP)
  • 国内メーカーで選びたい → オーディオテクニカ AT8700J
  • SM7dBやMV7+を薄型で → オーディオテクニカ AT8705(天板が50mmを超えるなら Elgato Wave Mic Arm LP)
  • ゲーミングブランドでそろえたい → Logicool G COMPASS(MV7+までの重さ向け)
  • 軽いマイクも含めて本格派 → RODE PSA1+
  • 余裕を最大に → Elgato Wave Mic Arm Pro

買う前に、天板の厚さと縁の形だけは確かめてください。それが「届いたのに付かない」を防ぐいちばんの近道です。

マイク本体をまだ決めていない人は配信用マイクのおすすめから、アームを付けたあとの口元との距離は配信用マイクの置き方と距離を読んでみてください。