ポップガードとマイクスタンドのおすすめ|まずマイクの箱を確認、足りない人だけ買う選び方
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目次
結論:ポップガードは、マイクの箱を見てから買います。
- 箱や本体にポップ対策が入っているマイクなら、まず付けたまま録って、パ行を聞き返す
- AT2020USB-Xなら、メーカーが別売品として挙げる オーディオテクニカ AT8175
- 汎用のクランプ式を買うなら、先に支柱の直径を測る(対応は直径25mmまでの支柱)
- スタンドが箱に入っていないマイクは、卓上スタンドより アーム
マイクを買ったばかりで、付属品まで買うべきか迷っていませんか
マイクを買ったばかりで、せっかくなら、ポップガードも一緒にそろえて「これで完璧」という状態にしておきたい。でも、マイクに最初から何か付いているなら、余計な買い物にお金を使いたくない。どっちなのか、自分では判断がつかない。そう感じていませんか。
あなたのマイクの箱を、もう一度だけ見てみてください。もう中に入っているかもしれません。
実は、配信用のマイクの中には、ポップフィルターを本体に内蔵しているものや、ウインドスクリーンが最初から箱に入っているモデルがあります。しかもShureに至っては、MV7+について「外付けのポップフィルターを付ける必要がなくなり」とまで公式に発表しています。それなのに、検索で上に出てくるポップガードの比較記事は、汎用の丸い網を並べるところから始まっていて、あなたのマイクに何が付いているかは教えてくれません。
だから、この記事は順番を逆にします。買わなくていい人から先に言います。最初にマイクごとの「最初から入っているもの」の事実をまとめた表を見て、足りない人だけ、マイクに合わせて1つ選ぶ。スタンドも全く同じ順番で、箱に入っているかを見てから決めます。
僕には配信の経験があります。ただ、ここに挙げたポップガードもスタンドも持っていません。だから、この記事はメーカーの公式情報で選びます。
マイクごとの「最初から入っているもの」
メーカー(一部は正規代理店)のページに書かれている、箱や本体に最初から入っている付属品と仕様の事実です。「—」は、この記事で確かめた資料に書かれていない欄です。
| マイク | ポップ対策(本体・箱) | 卓上スタンド | ネジ |
|---|---|---|---|
| HyperX SoloCast 2 | ポップフィルター内蔵 | あり(3/8インチと5/8インチのネジ穴) | — |
| Shure MV7+ | デジタルのポップフィルター Digital Popper Stopper。箱のウインドスクリーンは、Shureと正規代理店でページの書き方が違う | なし(単体モデル) | 5/8インチ(5/8-3/8の変換ネジが箱に入る) |
| Shure SM7B | ポップ・フィルタを搭載。近接用ウインドスクリーン A7WS も同梱 | なし | — |
| Shure SM7dB | 大きめの近接用ウインドスクリーンが箱に入る | なし(3/8インチのスタンド用アダプターが入る) | — |
| オーディオテクニカ AT2040USB | ポップフィルターとショックマウントを本体に内蔵 | なし(マウンティングクランプが付属) | — |
| オーディオテクニカ AT2020USB-X | 箱には入っていない(メーカーが別売品として、ポップフィルター AT8175 とウインドスクリーン AT8178 を挙げている) | あり(AT8702) | 3/8↔5/8の変換ネジが付属 |
| FIFINE K683A | 箱にポップガードが入っているかは確認できていない | — | — |
表を見れば分かりますが、SoloCast 2・MV7+・SM7B・SM7dB・AT2040USBは、本体か箱に何らかのポップ対策が最初から入っています。
MV7+の中身の仕様を細かく言うと、Shureの日本語の発表資料では、MV7から進化した機能の1つがデジタルポップフィルター「Digital Popper Stopper」で、その説明は「外付けのポップフィルターを付ける必要がなくなり」です。その一方で、箱に入る物理的なウインドスクリーンについては、正規代理店(完実電気)のページが付属品一覧に「ウィンドスクリーン」を書いているのに対して、Shureの発表と製品ページの同梱品の一覧には載っていません。情報源によって書き方が違っているので、手元の箱の中身で確かめてください。詳しくはShure MV7+のレビューにまとめています。
SM7Bは、Shureの製品ページがはっきり書いています。「ボーカルやナレーションの近接収音時でも、突発的なブレス・ノイズに対する保護対策を追加する必要がまったくない、高性能なポップ・フィルタを搭載」、さらに「取り外し可能なA7WSウィンドスクリーンを標準装備。」 SM7dBの箱にも、大きめの近接用ウインドスクリーンが入ります。この2台の違いはSM7BとSM7dBの違いで書いています。
AT2020USB-Xは、逆に箱にポップ対策が入っていない側のマイクです。だからこそオーディオテクニカ自身が、別売品としてポップフィルター AT8175 を挙げています(上位の兄弟機 AT2020USB-XP には、AT8175 が最初から付属しています)。AT2020USB-Xのレビューもあわせてどうぞ。K683Aの箱にポップガードが入っているかは確認できていません。仕様についてはFIFINE K683Aのレビューにまとめています。
ポップガードは何を防ぐのか
そもそもポップガードは何のための道具なのか。オーディオテクニカの公式用語集は、吹かれ(ポップノイズ)を、風がマイクロホンに吹きかかったときに発生する「ボソボソ」や「ブフォ」といった雑音のことで、声の場合は「パピプペポ」などの破裂音のときに発生することが多い、と説明しています。そしてポップガードの役割は「マイクロホンとの間に立ててポップノイズ(吹かれ)を軽減させるもの。」です。
ここで見逃せないのが、同じ用語集の続きに書かれた注意書きです。「ポップガードの素材や仕様によっては音質に影響が出る場合もあるので注意が必要。」 つまりメーカー自身が、付ければ付けただけ得をする道具だとは言っていません。
じゃあ対策はポップガードを立てるしかないのかというと、そうでもありません。メーカー各社が提示している方法があります。
- RODE:吹かれ対策でいちばん簡単で効くのはポップシールド(ポップフィルター)。それでも吹かれるなら、マイクの真正面ではなく少し横に向けて話す
- Shure(シンガポールの公式ショップのブログ):破裂音は唇や歯で止めた息が一気に出る音で、いちばん多いのはP。対策は、マイクの正面から少し外して話すこと(口より少し上から下向きにマイクを向ける、少し離れる)と、話す人とマイクの間に外付けのポップフィルター(布か穴あき金属)を置くこと
さらに言うと、オーディオテクニカのアクセサリー解説は、ポップフィルターには息の直撃を和らげるだけでなく、「フィルターがあることでマイクとの距離を適切に保ちやすく、安定した収録につながります」という役目もある、と書いています。マイクに近づきすぎないための物理的な目印(スペーサー)にもなる、ということです。
要るかどうかは、自分の声で判定する
ここまでの話をあなたのマイクに当てはめる方法は1つだけです。自分の声を実際に録って、パ行を聞き返してください。
「パピプペポ」が入る文章を用意して、配信と全く同じ距離・同じ向きで読んで録音します。ポップガードやスクリーンを持っているなら、付けた音と外した音を、同じ文章で録り比べます。聞き返して「ボソボソ」「ブフォ」が気にならなければ、あなたの配信には今のままで足ります。無駄に買い足す必要はありません。気になったら、この先の型別のおすすめに進んでください。
ポップガードとマイクの間の距離は、メーカーが公式に数字を出していません。Shureのブログが勧めているのは、フィルターの後ろに手を置いて、破裂音の息がかすかに感じられる位置を探す方法です。仕様書の数字ではなく、あなたの息の強さで位置を決めます。距離と向きの基本は配信用マイクの置き方と距離にまとめています。
かぶせるウインドスクリーンと、立てるクランプ式
ポップ対策の道具は、大きく2つの形に分かれます。
1つは、マイクに直接かぶせるウインドスクリーンです。オーディオテクニカの解説では、ウインドスクリーン(AT8176はAT2040シリーズ用、AT8178はAT20サイドアドレス用)は「かぶせるだけ」で、ポップノイズの軽減に加えて、ホコリや湿気からマイクを守る役目もあります。
もう1つは、マイクと口の間に網を立てるポップフィルター(ポップガード)です。スタンドやアームの支柱にクランプで留めて、グースネック(曲がるアーム)で網の位置を合わせます。
顔出しで配信しているなら、この違いは音以外のところにも出ます。口の前に丸い網がぶら下がる画が気になるなら、かぶせるタイプを選べば、口の前に網はぶら下がりません。網が画面に映るのが気になる、というのは、機材を選ぶ理由として十分です。
型別のおすすめ(ポップガード・ウインドスクリーン)
型ごとに1つずつ言い切ります。最初の型だけは、答えが「買うもの」ではありません。
本体や箱にポップ対策が入っているマイクの人
SoloCast 2・MV7+・SM7B・SM7dB・AT2040USBの人は、まず何も買わずに、最初から付いている状態で録ってパ行を聞き返してください。これがこの型の答えです。
理由は上の表のとおりで、どのマイクも本体か箱に何らかのポップ対策が入っています。MV7+にいたっては、Shureが「外付けのポップフィルターを付ける必要がなくなり」と発表しているマイクです。聞き返して気にならなければ、それで終わりです。
気になったときに足すなら、汎用品より先に、メーカー純正のスクリーンを見てください。マイクの形に合わせて作られているので、かぶせるだけで済みます。純正の交換品がある2台を、次に書きます。
MV7+で破裂音が気になった人
MV7+で録り比べて、パ行がまだ気になる。この人は Shure AMV7+WSで決まりです。
理由は、Shure自身が出しているMV7+用のフォームウインドスクリーンだからです。対応はMV7+・MV7i・MV7Xで、Shureの説明は「明瞭さを損なうことなく」ウインドノイズやブレスノイズを軽減する、というものです。しかも、かぶせるタイプなので、配信画面で口の前に丸い網が出ません。
利用者の声も1件あります。海外のAmazonのレビューで、旧MV7の純正スクリーンは破裂音に「まあまあ」で、AMV7+WSのほうが効いた、というものです(旧MV7での話で、1人の例として読んでください)。
価格は1,889円(2026年9月28日時点のAmazon)です。
SM7dBのウインドスクリーンを替えたい人
SM7dBの箱に入っているスクリーンが傷んだ、もう1つ手元に置いておきたい。この人は Shure RK345Bです。
Shureの説明は「SM7dB使用時にブレスノイズやウインドノイズを軽減する交換用ウインドスクリーン(ブラック)」で、SM7dB用の純正の交換品です。汎用品を探してサイズが合うかどうかで迷う必要がありません。
価格は3,778円(2026年9月28日時点のAmazon)です。
AT2020USB-Xの人
AT2020USB-Xを使っていて、パ行が気になる。この人は オーディオテクニカ AT8175が正解です。
理由は3つあります。1つめは、オーディオテクニカ自身がAT2020USB-Xの別売ポップフィルターとして挙げていること。2つめは、メーカーの説明が「Web配信やレコーディング時のポップノイズを効果的に低減。AT20シリーズ専用設計」で、最初からAT20シリーズに合わせて作られていること。3つめは、上位の兄弟機 AT2020USB-XP には、このAT8175が最初から付属していることです。メーカーが自分の上位機に付けている純正部品を、そのままあとから足せるということです。
外形は高さ88mm・幅74mm・奥行き63mm、質量は約31.1g。発売は2022年11月26日です。AT20シリーズ専用設計なので、汎用品のようにサイズが合うかどうかで迷う必要がありません。
価格は3,000円(2026年9月28日時点のAmazon)です。
汎用のクランプ式を、とにかく安く買いたい人
純正品が無いマイクで、スタンドの支柱に留める汎用品を安く1つ手に入れたい。この人は エレコム HS-PG15BKで決まりです。
理由は、今回の中でいちばん安い1,355円(2026年9月28日時点のAmazon)で、仕様がエレコムの直販ページに数字で書かれているからです。フィルター外径は約153mm、アーム長は約360mm、重量は約200g。フィルターはポリエステルの二重構造です。
注意点は取り付けです。エレコムの対応は「直径約25mmまでのマイクスタンドの支柱」です。同じページには「さまざまなアームに取り付けが可能」とも書かれていますが、あなたのアームに付くかは、アームの太さと形で決まります。アームに付けるつもりなら、次の「クランプとアーム」の節を読んでから買ってください。
洗える金属のフィルターがほしい人
布のフィルターは汚れが気になる、水で洗えるものがいい。この人は KIKUTANI PO-8を選んでください。
理由は、メタルメッシュで、メーカーが水洗いできると書いているからです(洗ったあとは乾いた布で水分を拭き取る仕様です)。フィルターはφ135mm、全長は479mm、グースネックの長さは313mm、重量は125g。固定はネジ締めで、取り付けできる径はφ25mmです。
音について、KIKUTANIは「フィルター無しと遜色ないほどのクリアなサウンド」とうたっています。これはメーカーの言葉です。オーディオテクニカの用語集が書いているとおり、素材や仕様で音質に影響が出る場合もあるので、届いたら付けた音と外した音を同じ文章で録り比べてください。
価格は2,856円(2026年9月28日時点のAmazon)です。
二重スクリーンの汎用品を選びたい人
汎用品の中でも、二重スクリーンのものを選びたい。この人は Aokeoのポップガードです。
メーカー(英語のページ)の説明では、スクリーンは二重で、グースネックはスチール。クランプは傷防止のグリップが付いたネジ式で、さまざまな筒状のマイクスタンドやブームに留める作りです。
注意点は2つあります。クランプの最大径と、フィルターの直径は、メーカーのページに書かれていません。さらに言うと、Amazonでの販売元はAmazon直販ではなく、アイピーエーです。支柱の直径を数字で確かめてから買いたいなら、25mmと書いているエレコムかKIKUTANIを選んでください。
価格は1,890円(2026年9月28日時点のAmazon)です。
クランプとアーム:付くかどうかは支柱の直径で決まる
クランプ式のポップガードを買って、届いたら付かなかった。これがいちばん避けたい失敗ではないでしょうか。
エレコムとKIKUTANIが数字で書いている対応は、どちらも直径25mmの支柱までです(エレコムは「直径約25mmまでのマイクスタンドの支柱」、KIKUTANIは取り付け可能径φ25mm)。つまり、対応は丸い支柱の直径で書かれています。
ところが、マイクアームは丸い支柱とは限りません。しかも、あるクランプがあるアームに付くかを、組み合わせごとに書いたメーカーの資料はありません。だから、アームにポップガードを留めるつもりなら、先に手元のアームを測ってください。見るのは2つ、太さ(直径25mmに収まるか)と、形(丸いか、角ばっているか)です。
測るのが面倒なら、そもそもクランプを使わない道があります。マイクにかぶせるウインドスクリーンか、MV7+やSM7dBの純正スクリーンのような、マイク専用品です。アームの形を気にする必要がありません。アームそのものの選び方はマイクアームのおすすめで書いています。
マイクスタンド:卓上スタンドかアームか
机に穴を開けたくない、クランプも付けたくない、だから卓上スタンドで済ませたい。アームは大げさな気がする。そう思っていませんか。
卓上スタンドにしていいんです。ただ、選ぶ前に知っておいてほしいことが2つあります。オーディオテクニカのインタビューの言葉です。
「スタンドだと机の上のスペースを占有してしまいますし、マウス操作やキーボードの移動時に手が当たってしまい、それがノイズとして入ってしまう可能性もありますからね。」
「USBマイクなどにはスタンドが付属している製品もありますが、机の上に置いて距離のある状態で話すよりも、アームを使ってマイクを口元に持ってくる方が、マイク本来の性能を最大限に引き出すことができるんです。」
卓上スタンドはクランプが要らないかわりに、キーボードやマウスと同じ机の上に直接立ちます。オーディオテクニカのアクセサリー解説にも、タイピングやクリック、腕の動きの振動はマイクスタンドを通じて伝わる、とあります(ショックマウントで和らげることはできます)。
ネジは2種類だけ
スタンドを選ぶときに、まず確かめるのはネジです。マイクのネジは、3/8インチと5/8インチの2種類です(ヒビノの解説では、AKGなどは3/8、Shureなどは5/8)。違っていても、変換ネジで合わせられます。
- MV7+は5/8インチで、箱に5/8-3/8の変換ネジが入っています
- AT2020USB-Xには、3/8↔5/8の変換ネジが付属しています
- SoloCast 2のスタンドには、3/8インチと5/8インチの両方のネジ穴があります
耐荷重と高さは、自分で測って比べる
今回の卓上スタンド2台(AT8703・NW-050)は、どちらも耐荷重をメーカーが公表していません。座ったときの口の高さに届くかを書いた資料もありません。
だから、座ったときの口の高さを机の天板から測って、スタンドの高さ(とマイクの長さ)と比べてください。口元に届くかは、机と椅子の高さで変わります。
型別のおすすめ(スタンド)
AT2040USBを卓上に立てたい人
AT2040USBには卓上スタンドが付いていません(付属はマウンティングクランプ)。机に立てたいなら オーディオテクニカ AT8703で決まりです。
理由は、オーディオテクニカが「AT20シリーズ専用のマイクロホンスタンド」として出していて、製品ページの使用イメージがAT2040USBだからです。AT2020USB-Xに同梱されるスタンドのデザインを継承していて、メーカーは「触れてもズレにくく、倒れにくい安定設計」と書いています。さらに、XLRマイクの長さや重量バランスを考慮した高さ、ケーブルを通すルートがベースにあること、ロックダイヤル、グラスファイバー入りの樹脂と、作りの説明が細かく出ています。
取り付けネジは5/8インチ、外形は高さ139mm・幅110mm・奥行き155mm、質量は257g。発売は2023年5月26日です。
注意点は、高さを変える機能の記載が無いことです。高さは固定と考えて、先に口の高さを測ってください。
価格は4,000円(2026年9月28日時点のAmazon)です。
安い卓上スタンドで、高さを少し変えたい人
専用スタンドまでは要らない、でも高さは少し調整したい。この人は NEEWER NW-050です。
理由は、高さが12.5cm〜19cmで変えられるからです。ネジは5/8インチのメスネジ、重量は340g。素材は鉄とPVCで、足には滑り止めのゴムが付いています(NEEWERの日本公式ページ)。
注意点は、3/8インチのマイクなら変換ネジが要ることです。あなたのマイクのネジを、上の「ネジは2種類だけ」で確かめてから選んでください。
価格は3,599円(2026年9月28日時点のAmazon)です。
スタンドが箱に入っていないマイクで、口元に寄せたい人
MV7+・SM7B・SM7dBのように、箱にスタンドが入っていないマイク。あるいは、マイクを口元に寄せて使いたい人。この人は、卓上スタンドではなく アーム です。
理由は、上のオーディオテクニカの2つの言葉です。スタンドは手が当たるとノイズになりうる。アームで口元に持ってくる方が、マイク本来の性能を引き出せる。しかも、今回の卓上スタンド2台は、どちらも耐荷重が公表されていません。どのアームを選ぶかは、マイクの重さと机の厚さで決まるので、マイクアームのおすすめで型ごとに書いています。
比較表(2026年9月28日時点のAmazon価格)
| 商品 | 種類 | 対応(マイク・支柱) | サイズ・高さ・重さ | ネジ | Amazon価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| オーディオテクニカ AT8175 | ポップフィルター | AT20シリーズ専用 | 高さ88mm・幅74mm・奥行き63mm、約31.1g | — | 3,000円 |
| Shure AMV7+WS | ウインドスクリーン | MV7+・MV7i・MV7X | — | — | 1,889円 |
| Shure RK345B | ウインドスクリーン | SM7dB | — | — | 3,778円 |
| エレコム HS-PG15BK | クランプ式(二重・ポリエステル) | 直径約25mmまでの支柱 | フィルター約153mm、アーム約360mm、約200g | — | 1,355円 |
| KIKUTANI PO-8 | クランプ式(メタルメッシュ・水洗い可) | φ25mm | フィルターφ135mm、全長479mm、125g | — | 2,856円 |
| Aokeo ポップガード | クランプ式(二重スクリーン) | 筒状のスタンド・ブーム | — | — | 1,890円(販売:アイピーエー) |
| オーディオテクニカ AT8703 | 卓上スタンド(高さ固定) | AT20シリーズ専用 | 高さ139mm・幅110mm・奥行き155mm、257g | 5/8インチ | 4,000円 |
| NEEWER NW-050 | 卓上スタンド | — | 高さ12.5cm〜19cm、340g | 5/8インチ | 3,599円 |
※価格は税込で、セールなどで変わります。「—」は、メーカーの資料に書かれていない、またはこの記事で確かめていない項目です。
よくある質問
Q. 布と金属、どちらのポップガードがいいですか?
「布は声がこもる」と書く記事もありますが、メーカーが書いているのは「素材や仕様によっては音質に影響が出る場合もある」までです。どちらが合うかは、あなたのマイクと声で決まります。届いたら、付けた音と外した音を、同じ文章で録り比べてください。洗えることを重視するなら、メーカーが水洗いできると書いている金属のKIKUTANI PO-8です。
Q. ポップガードは、マイクから何cm離せばいいですか?
メーカーは数字を出していません。Shureのブログが勧めているのは、フィルターの後ろに手を置いて、破裂音の息がかすかに感じられる位置を探す方法です。
Q. スタンドとマイクのネジが合いません。
マイクのネジは3/8インチと5/8インチの2種類です。合わないときは変換ネジで合わせられます。MV7+の箱には5/8-3/8の変換ネジ、AT2020USB-Xには3/8↔5/8の変換ネジが入っているので、まず箱の中を探してください。
Q. マイクに最初から付いているなら、何も買わなくていいですか?
まず付けたまま録って、パ行を聞き返してください。気にならなければそのままでかまいません。気になったら、汎用品より先に、MV7+ならAMV7+WS、SM7dBならRK345Bのような純正のスクリーンを見てください。
まとめ:マイクの箱から始める
マイクに付いてきたスクリーンで足りるなら、それがいちばん安い答えです。足りなかったときだけ、純正の大きいものに替えればいい。形から入るのも悪いことではありません。ただ、先に一度だけ、自分の声を聞き返してから選んでください。
最後に、型ごとの答えをもう一度です。
- 本体や箱にポップ対策が入っているマイク → まず付けたまま録って、パ行を聞き返す
- MV7+で破裂音が気になった → Shure AMV7+WS
- SM7dBのスクリーンを替えたい → Shure RK345B
- AT2020USB-X → オーディオテクニカ AT8175
- 汎用のクランプ式を安く → エレコム HS-PG15BK(支柱の直径25mmまで)
- 洗える金属 → KIKUTANI PO-8
- 二重スクリーンの汎用品 → Aokeo ポップガード
- AT2040USBを卓上に → オーディオテクニカ AT8703
- 安い卓上スタンドで高さを変えたい → NEEWER NW-050
- スタンドが入っていないマイク、口元に寄せたい → アーム
マイク本体をまだ決めていない人は配信用マイクのおすすめから、マイクと口の距離や向きは配信用マイクの置き方と距離を読んでみてください。







