TikTokライブのアーカイブは30日間|LIVEリプレイの保存・削除とPC録画の注意点
目次
見逃した配信を探している視聴者の方へ:公式ヘルプは、リプレイを配信した本人が見返す・保存する機能として書いていて、視聴者が見る方法は書かれていません。ここから下は、配信した側に向けた内容です。
結論:TikTokライブのアーカイブは、公式の呼び名では「LIVEリプレイ」で、保存は30日間です。残したい回は、30日以内にTikTok Studioの「LIVE録画」からダウンロードしてください。期限を気にせず手元に置くなら、PCのLIVE Studioで録画する方法があります。ただし、その録画にはギフトとコメントは入りません。
いちばん盛り上がった回の配信を、まだダウンロードしないまま何日か過ごしていませんか。
「あとでちゃんと保存しよう」と思っていた回が、気づいたときには消えていた。いちばん避けたいのは、それではないでしょうか。しかも「tiktok ライブ アーカイブ」で調べると、「90日」と書く記事と「30日」と書く記事が両方出てきて、自分の回があと何日残っているのかがはっきりしません。
答えを先に言います。90日と書く記事もありますが、公式の今の記載は30日間です。TikTokの日本語版ヘルプとLIVE安全ガイドという別々の2つの公式ページが、どちらも30日間と書いています。大事な回は、今日のうちに保存しておいてください。
僕には配信の経験がありますが、この記事はTikTokの公式ページに書いてあることだけで書いています。スマホでの保存・切り抜き・削除の手順、期限を気にしなくていいPC録画とその落とし穴、見返す時間を減らすハイライトと自動カット、そして公式ページに書かれていないことまで、順番に細かく詰めていきます。
LIVEリプレイとは|公式の定義と保存期間
まず名前から整理します。「アーカイブ」は検索するときの言葉で、読んだ公式ページのどこにも出てきません。公式の呼び名は「LIVEリプレイ」で、保存されたリプレイが並ぶメニューの名前は「LIVE録画」です。アプリの中で探すときは、「アーカイブ」ではなく、ヘルプの手順に出てくる「LIVE録画」という名前を目印にしてください。
では、そのLIVEリプレイは何日残るのか。日本語版ヘルプ「TikTok LIVEリプレイ」には、こう書かれています。
「TikTok LIVEリプレイとは、過去のLIVEの録画を保存したものです。リプレイは30日間閲覧とダウンロードができます。」
LIVE安全ガイドの書き方も同じです。
「LIVE終了後、何らかの理由でLIVEを見直したい場合は、最大30日間LIVEリプレイからLIVEにアクセスすることができます。」
ヘルプと安全ガイドは別々のページですが、数字は30日間で揃っています。公式の中で食い違っていないので、30日間で予定を立てて大丈夫です。
もうひとつ、ヘルプには、TikTokがLIVEを保存する目的が3つ並んでいます。
- 「LIVEリプレイをダウンロードしたり、クリップしたりすることを可能にするため。」
- 「TikTokでのコンテンツモデレーションを改善および発達させるため。」
- 「有害な可能性のあるコンテンツをコミュニティガイドラインに従って防止および処理するため。」
1つ目は配信者のための目的で、2つ目と3つ目はモデレーションのための目的です。リプレイは、配信者が見返して使う素材であると同時に、TikTokがガイドラインの運用に使う記録としても書かれている、ということです。
スマホでリプレイを保存・切り抜き・削除する手順
スマホでリプレイにたどり着くまでの手順は、日本語版ヘルプに書かれています。
- プロフィールを開く
TikTokアプリで、画面下部のプロフィールをタップします。
- メニューを開く
画面上部のメニュー(☰)をタップします。
- TikTok Studioを開く
メニューの中の「TikTok Studio」をタップします。
- LIVEを選ぶ
画面上部の「LIVE」をタップします。
- LIVE録画を開く
「LIVE録画」をタップすると、リプレイが並んでいます。
メニューの名前はアプリの更新で変わることがあります。表示が違うときはアプリの表示に従ってください。さらに言うと、ヘルプには「LIVEリプレイには、LIVEセンターからもアクセスできます。」とも書かれているので、入口は1つではありません。
LIVE録画の中でできることは、ヘルプのこの一文にまとまっています。
「LIVE終了後、LIVEリプレイをダウンロード、クリップ、または削除できます。」
- ダウンロード:LIVE録画の中で目的のリプレイを見つけて、ダウンロードのボタンをタップします
- クリップ:目的のリプレイを見つけてクリップのボタンをタップし、編集します。そのまま「次へ」で投稿するか、「保存」で後から投稿するかを選べます
- 削除:目的のリプレイを見つけて、削除のボタンをタップします
大事な回を残したいスマホ配信者は、30日以内にLIVE録画からダウンロードする。これが答えです。公式の記載が「30日間閲覧とダウンロードができます」なので、スマホのリプレイをファイルとして手元に落とせるのは、この30日間の中だけです。
そして削除です。配信中に言いすぎたことや、部屋の何かが映ったかもしれない回が、どこかに残っているのが落ち着かない。そう感じていませんか。その回は、LIVE録画の中から自分で削除できます。気になる回があるなら、まず消してしまっていいんです。
PC(LIVE Studio)で録画する方法と、録画に入らないもの
30日間という期限を気にせず残したいなら、PCの配信ソフト「LIVE Studio」で配信しながら録画する方法があります。LIVE Studioのヘルプの書き出しはこうです。
「まず、録画されたファイルの保存先のパスとフォーマットを指定します。」
保存先は「録画ファイルの保存先のローカルパスを確認・変更できます。」とあって、PCのどこに書き出すかを自分で決められます。形式は3つから選びます。
| 形式 | ヘルプの説明 |
|---|---|
| MP4 | 「ほとんどの状況に対応できるデフォルトの形式です。」 |
| MOV | 「iOSおよびmacOSデバイスに適した形式です。」 |
| MKV | 「ファイルサイズが小さく高品質で、ディスク容量の節約やデータ通信料の削減に適した形式です。」 |
形式には、選ぶタイミングの決まりがあります。ヘルプには「録画中に変更しても適用されないため、録画開始前に形式を選択してください。」と書かれています。配信を始めてから「やっぱりMOVにしたい」と切り替えても、その回には効きません。保存先と形式は、録画ボタンを押す前に決めておいてください。迷うなら、ヘルプがデフォルトと書いているMP4のままで進めれば足ります。
このファイルは自分のPCのディスクに書き出されるので、TikTok側の30日間のリプレイとは別に、自分で消さない限り手元に残ります。ずっと手元に残したいPC配信者は、LIVE Studioで録画する。理由は、保存先がTikTokではなく自分のPCだからです。
LIVE Studioの録画に入らないもの
ただし、ここには落とし穴があります。ヘルプの文をそのまま引きます。
「LIVE Studioの録画機能は、ローカルソフトウェアのキャンバス上のコンテンツをキャプチャします。これにはギフトやコメントなどの視聴者情報が含まれないため、高品質な動画を確保できます。」
つまり録画されるのは、LIVE Studioのキャンバスに組んだ配信画面そのものです。ギフトやコメントのような視聴者の情報は、ファイルに入りません。視聴者とのやり取りごと思い出として残したい人には、LIVE Studioの録画は向いていません。そのうえ、TikTok側のリプレイにコメントやギフトが映るかどうかも、公式ページには書かれていません。コメント込みで残したい人は、この2つを分かったうえで残し方を選んでください。
LIVE Studioを使うにはアクセス権が要る
LIVE StudioからLIVE配信するには、「LIVEアクセス」が必要です。公式の要件は「一定数以上のフォロワーがいる。」「お使いのTikTokアカウントが一定日数以前に作成されている。」といった書き方で、具体的な数値は出していません。「この要件は国または地域によって異なり、予告なく変更となる場合があります。」とも書かれています。
試用版については、公式FAQに条件があります。
「試用版をご利用の場合、最初の1週間に25分間以上のLIVEを2回配信してください。これらの要件を満たしていない場合、アクセス権は取り消されます。」
アクセスの確かめ方と始め方は、TikTok LIVE StudioでPC配信を始める手順にまとめています。
見返す時間を減らす:ハイライトと自動カット(LIVE Studio)
自分の配信を見返すのがこわい。声も間も、見たら落ち込みそう。でも見返さないのは怠けている気がする。そう感じていませんか。
全部見返さなくていいんです。ここから先の機能は、どれもLIVE Studioのヘルプに書かれているものです。
ハイライト:盛り上がった2分間だけを切り出す
「ハイライトとは、LIVE Studioクリエイター向けのPCツールで、LIVEコンテンツをもとに動画クリップを生成し、ワンクリックで視聴・ダウンロード・切り抜き・投稿が可能です。」
長さについては「ハイライトの時間は通常、30秒~2分間です。ハイライトでは、標準品質でのダウンロードと基本的な編集が可能です。」とあります。
使いどころは配信中です。ハイライトは、配信しながら自分で作れます。
「LIVE中に[ハイライト]ボタンをクリックするか、キーボードのショートカット(Ctrl + 1など)で作成できます。デフォルトでは、直前の2分間のコンテンツがキャプチャされます。」
「今のは良かった」と思った瞬間に押せば、その直前の2分間がクリップになります。しかも押すのは、良かった瞬間の後でいい。直前の2分間をさかのぼって取ってくれるので、盛り上がりを予想して先に押しておく必要がありません。配信が終わったあとに見返すのは、そのクリップだけで足ります。次の配信で何を足せばいいかを考える材料としては、盛り上がった2分間があれば十分です。
さらに、自分で押さなくてもハイライトは作られます。
「LIVE中の視聴者との交流やコメント、ギフトに応じて、TikTokがハイライトを自動で生成します。」
配信後の入口も書かれています。「LIVEが終了したら、終了ページのポップアップウィンドウ、またはLIVEセンターからハイライトにアクセスできます。これらのハイライトは、編集・削除・ダウンロード・クリップ・投稿が可能です。」
LIVEセンターは、ヘルプの言い方では「これは、パフォーマンスを追跡したり、録画にアクセスしたり、最新情報を得たりするためのダッシュボードです。」という場所です。PCでは「LIVE Studioの右上にあるLIVEセンターアイコンをクリックすると、LIVEセンターにアクセスできます。」とあり、LIVE時間や総視聴数など過去7日間のデータも並びます。ここでできる基本の編集は、次のとおりです。
- トリミング:必要な部分だけ残す
- 字幕:「動画内の音声を自動認識し、編集可能な字幕トラックを生成します。」
- 音楽を追加
- テキストを追加
- キャンバスの調整:PCで録画したワイド画面の動画を、モバイル向けのサイズに合わせる
下書きは元の動画と同じ期間で消える
編集の途中で手を止めるときに、知っておいてほしい一文があります。
「下書きは、元の動画と同じ期間保存されます。」
ヘルプはここで日数を書いていません。ただ、元のリプレイの期間は30日間です。つまり編集途中の下書きも、元のリプレイと一緒に消える、ということです。「続きは来月やろう」と置いておいた下書きが、元の動画ごと無くなる流れになるので、仕上げたい下書きは、30日間の中で投稿まで進めてください。
自動カット:各LIVE後のショートと週間まとめ
ショートも出したほうがいいのは分かっている。でも長い録画を見返して切る時間はないし、自動に任せるのは手抜きな気がする。そう思っていませんか。
切り抜きを自分で作らなくていい。TikTok自身が、そのための機能を用意しています。
「各LIVE終了後、自動カットにより最適なハイライトが自動で選択され、マッチする音楽や映像エフェクトが追加されて、完成版のショート動画が作成されます。」
しかも配信ごとの1本だけではありません。
「1週間分の複数のハイライトがスマートに組み合わされ、より物語性のある週間まとめ動画が作成されます。」
見つける場所は「[LIVEセンター] > [ホーム] > [自動カット動画]または[LIVEコンテンツ] > [クリップ]で閲覧・投稿できます。」です。切り抜きを作りたくない人は、自動カットとハイライトに任せる。理由は、各LIVEの後にショートが作られ、週間まとめまで作られると公式が書いているからです。
スマホとの関係は、ヘルプに「リプレイとハイライトのコンテンツは、LIVE Studioとモバイル機器間で同期されます。」とあります。一方で、ハイライトと自動カットはLIVE Studioのヘルプに書かれた機能で、スマホだけで配信する人に同じ機能があるかは、公式ページに書かれていません。
編集を人に頼む・CapCutで仕上げる
編集は得意な人に任せたい。そんなときの道も、LIVE Studioのヘルプにあります。
「現在、モバイルアプリでは、編集や投稿のために、クリエイターはLIVEリプレイやハイライトを第三者とシェアできます。」
設定の場所は「LIVE Studioとモバイルの両方で認証できます:[LIVE Studio] > [設定] > [録画]」と書かれています。編集を人に頼みたい人は、ファイルを書き出して送るより先に、この第三者とのシェアを確かめてください。
自分で凝った編集をしたい人向けには、CapCutへの道があります。
「LIVEセンターは、クイック編集のみに対応しています。高度な動画編集には、CapCutをご利用ください。」
「アカウントを認証すると、LIVEセンターから直接CapCutにリプレイ、ハイライト、編集済みの動画を同期することができます。手動でダウンロードする必要はありません。」
ダウンロードしてから別のアプリに読み込み直す、という手間が要らない、ということです。LIVEセンターの基本編集で足りない回だけCapCutに送る。この分け方で、手間をかける回を選べます。
公式ページに書かれていないこと
リプレイについて気になるのに、公式ページに書かれていないことを並べます。
| 項目 | 公式ページにあること |
|---|---|
| 視聴者がリプレイを見られるか | 書かれていない。ヘルプは、配信した本人がプロフィールからTikTok Studioを開いて見る・保存する機能として書いている |
| TikTok側のリプレイにコメントやギフトが映るか | 書かれていない。入らないと書かれているのは、LIVE Studioの録画 |
| スマホにダウンロードしたリプレイの保存先とファイル形式 | 書かれていない |
| 配信前にリプレイを残す・残さないを選ぶスイッチ | 書かれていない。削除はLIVE録画の中からできる |
| 30日を過ぎたリプレイや、削除したリプレイを取り戻せるか | 書かれていない |
| 自動カット動画の保存期間 | 書かれていない |
| スマホだけで配信する人のリプレイの条件 | 書かれていない |
よくある質問
90日と書かれた記事を見ました。どちらが正しいですか?
90日と書く記事もありますが、公式の今の記載は30日間です。日本語版ヘルプは「リプレイは30日間閲覧とダウンロードができます。」、LIVE安全ガイドは「最大30日間」と書いていて、2つのページで数字が揃っています。
視聴者はリプレイを見られますか?
視聴者がリプレイを見られるかどうかは、公式ヘルプに書かれていません。ヘルプはリプレイを、配信した本人が見返す・保存する機能として書いています。見逃した人に届けたいなら、リプレイを切り出して動画として投稿します。その場に人が少なかった配信でも、いい瞬間は動画として出し直せます。
消したリプレイは戻せますか?
30日を過ぎたリプレイや削除したリプレイを取り戻せるかは、公式ページに書かれていません。迷う回は、削除の前にダウンロードしておけば、そのファイルは手元に残ります。
スマホだけの配信でもハイライトはありますか?
ハイライトと自動カットは、LIVE Studioのヘルプに書かれた機能です。スマホだけの配信で同じ機能が使えるかは、公式ページに書かれていません。
まとめ:目的別の残し方
最後に、目的ごとの答えを並べます。
| こんな人 | やること | 理由 |
|---|---|---|
| 大事な回を残したいスマホ配信者 | 30日以内にLIVE録画からダウンロード | 公式の記載が30日間・ダウンロード可 |
| ずっと手元に残したいPC配信者 | LIVE Studioで録画(保存先と形式は録画前に決める) | 自分のPCに保存される。形式は録画中に変えても効かない |
| コメント込みで残したい人 | LIVE Studioの録画は向かない | ヘルプに「ギフトやコメントなどの視聴者情報が含まれない」とある |
| 切り抜きを作りたくない人 | 自動カットとハイライト(LIVE Studio) | 各LIVE後にショート、週間まとめも作られる |
| 編集を人に頼みたい人 | 第三者とのシェア・CapCut連携 | モバイルアプリで第三者とシェアできる |
| 消したい回がある人 | LIVE録画から削除 | ヘルプの手順にある |
30日で消える前提なら、残したい回だけ手元に落とせば足ります。全部を守る必要はありません。
配信そのものの条件や始め方はTikTokライブのやり方と配信条件、PCで録画しながら配信したい人はTikTok LIVE StudioでPC配信を始める手順、配信の機材をまとめて見たい人は配信機材の揃え方を読んでみてください。