ポータブル電源は何Wh必要?Vlog・配信機材の充電回数で選ぶ3台

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目次
  1. 何Wh必要? 機材の充電回数で計算する
  2. 買う前に知っておくこと
  3. ポータブル電源3台の比較表(2026年9月23日時点)
  4. あなたにピッタリなのはどれ?
  5. 各機種の詳細
  6. よくある質問
  7. まとめ

結論: Vlog・配信機材の充電が目的なら、1000Wh級のポータブル電源が1台あれば十分な目安です。DJI Osmo Pocket 3なら約80回、MacBook Airでも約14回が目安になります(Jackery公式の稼働時間の計算式を、容量の80%で当てはめた推計)。ただし160Whを超えるリチウムイオン電池は、飛行機には持ち込めません。

  • できるだけ安く1台そろえたい・USB-Cで機材をまとめて充電したい人:DJI Power 1000 Mini
  • 長く使い倒したい・家電も使う車中泊の人:Jackery 1000 New V3
  • 価格と重さのバランスを取りたい人:Dabbsson 1000L
  • 飛行機で行く旅Vlogの人:ポータブル電源ではなく、160Wh以下の範囲で考える

外で撮っていると、バッテリー残量の表示がじわじわ減っていくのが気になりますよね。

「モバイルバッテリーだけじゃ心もとない」「かといって、ポータブル電源って何Wh買えばいいのか分からない」。そう思って検索してきた人が多いんじゃないでしょうか。

僕はOsmo Pocket 3を撮って出しで使っていますが、ポータブル電源はまだ持っていません。だからこの記事では、使用感や快適さは一切書きません。書けるのは、公式が公表している容量と消費電力から「何回充電できるか」を計算した目安だけです。逆に、それさえ分かれば選ぶ基準はシンプルになります。

順番に、①機材の充電回数から必要な容量を計算する方法、②買う前に知っておくべきこと、③3台の比較、④型別のおすすめ、の流れで紹介していきます。


何Wh必要? 機材の充電回数で計算する

ポータブル電源の容量選びは、Jackery公式が稼働時間の目安として公表している式が使えます。

「ポータブル電源のバッテリー容量(Wh)×80%÷接続する家電の消費電力(W)」

この式を、家電の代わりに機材の充電に当てはめてみます。1000Wh級(1008Wh)のポータブル電源なら、80%で実際に使えるのは約806Whが目安です。ここに、機材ごとのバッテリー容量(すべてDJI・Appleが公表している値)を当てはめると、こうなります。

機材バッテリー容量(公式)1000Wh級(1008Wh)での目安充電回数
DJI Osmo Pocket 310.01Wh約80回
DJI Osmo Action 5 Pro7.5Wh約107回
MacBook Air 13インチ(M4)53.8Wh約14回

Jackery 1000 New V3のように1024Whの機種だと、80%で約819Whになるので、Pocket 3で約81回・MacBook Airで約15回が目安です。数字がほぼ変わらないのは、容量の差が16Wh程度しかないからです。

iPhoneはAppleがバッテリー容量(Wh)を公表していないので、この計算には入れていません。

これはあくまで目安です。Jackery公式も「実際の稼働時間は使用環境や条件で変わる」としていますし、充電にはケーブルや機器側のロスもあります。ぴったりその回数まで充電できるわけではないと考えてください。


買う前に知っておくこと

3台の比較に入る前に、公式サイトの情報から言えることを3つ挙げておきます。

①飛行機には持ち込めません

160Whを超えるリチウムイオン電池は、JAL・ANAのどちらの規定でも機内持ち込みも預け入れもできません。ここで紹介する3台はいずれも1000Wh級なので、飛行機には持ち込めません。飛行機で行く旅Vlogの人は、ポータブル電源ではなく160Wh以下の範囲で機材を考える必要があります。

②重さは10〜11.5kg。歩き撮りの道具ではありません

3台とも約10.6〜11.5kgあります。10kg以上あるので、歩き撮りには向きません。車に積んでおくか、車中泊や配信の拠点に置いておく道具として考えてください。

③公式サイトで買うと長期保証がつく

Jackery・Dabbssonは、公式サイトで購入すると3年保証+2年自動延長の5年保証になります。DJI Power 1000 Miniの保証年数については、DJI公式の商品ページに記載がありませんでした。


ポータブル電源3台の比較表(2026年9月23日時点)

商品名容量AC出力重さ電池と寿命(サイクル)USB-C保証価格(2026年9月23日時点)
DJI Power 1000 Mini1008Wh最大1000W(連続800W)約11.5kgLFP電池・4000サイクル以降も80%以上の容量を維持USB-C×1(最大100W)+巻き取り式ケーブル×1(同時使用で合計150W)公式サイトに記載なし52,980円(通常56,210円)
Jackery 1000 New V31024Wh定格1500W約10.6kgリン酸鉄リチウムイオン・約6000回(6000回後も70%の容量を維持)最大100W公式サイト購入で5年保証(3年+2年自動延長)109,800円
Dabbsson 1000L1008Wh定格1200W(Power-Boostで最大1600W、瞬間2400W)約10.6kg半固体電池・最大4000回商品説明に記載なし公式サイト購入で5年保証(3年基本+2年延長)セール75,800円(通常109,800円)

価格・セールは変わります。最新の金額は必ずリンク先の公式サイトで確認してください。


あなたにピッタリなのはどれ?

  • できるだけ安く1台そろえたい・USB-Cで機材をまとめて充電したい:DJI Power 1000 Mini(52,980円、USB-C 100W+巻き取り式ケーブル、LFP電池で4000サイクル)
  • 長く使い倒したい・家電も使う車中泊:Jackery 1000 New V3(約6000回のサイクル、AC 1500W、公式サイト購入で5年保証)
  • 価格と重さのバランスを取りたい:Dabbsson 1000L(セール75,800円、約10.6kg、定格1200W、公式サイト購入で5年保証)
  • 飛行機で行く旅Vlog:ポータブル電源ではなく、160Wh以下の範囲で機材を考える(この記事で商品はおすすめしません)

各機種の詳細

DJI Power 1000 Mini

  • 電力量1008Wh(標準)
  • LFP電池(リン酸鉄リチウムイオン)、4000サイクル以降も80%以上の容量を維持
  • 正味重量 約11.5kg
  • AC出力(100V)最大1000W(連続800W)、AC出力ポート×4(JP)
  • USB-C×1(最大100W)+USB-C巻き取り式ケーブル×1(同時使用で合計150W:ケーブル最大100W・ポート最大50W)
  • USB-A×2(各12W)
  • DJI Store価格 52,980円(通常56,210円、2026年9月23日時点)

USB-C×1に加えて巻き取り式のUSB-Cケーブルまで付いていて、3台の中で価格も52,980円と一番安いので、とにかく安く・USB-Cで機材をまとめて充電したい人はDJI Power 1000 Miniで決まりです。

DJI公式 DJI Power 1000 Mini をDJIストアで見る

Jackery 1000 New V3

  • 容量1024Wh
  • AC定格出力1500W
  • リン酸鉄リチウムイオン電池で約6000回の充放電サイクル(6000回使用後も70%の容量を維持)
  • USB-C最大100W
  • 重量 約10.6kg
  • 公式サイト購入で3年保証+2年自動延長の5年保証、30日間の返品期間
  • 公式価格109,800円(2026年9月23日時点)

約6000回の充放電サイクルと、公式サイト購入で3年保証+2年自動延長の5年保証がついているので、長く使い倒したい人・家電も使う車中泊の人はJackery 1000 New V3が向いています。

Jackery公式 Jackery 1000 New V3 を公式サイトで見る

Dabbsson 1000L

  • 1008Wh
  • 定格出力1200W(Power-Boostで最大1600W、瞬間2400W)
  • 半固体電池で最大4000回
  • 重量 約10.6kg
  • 公式サイト購入で5年保証(3年基本+2年延長)、30日間価格保証
  • 価格 セール75,800円(通常109,800円、2026年9月23日時点)

セール価格75,800円はJackery 1000 New V3の109,800円より抑えられていて、重さも同じ約10.6kgなので、価格と重さのバランスを取りたい人はDabbsson 1000Lが合っています。

Dabbsson公式 Dabbsson 1000L を公式サイトで見る

よくある質問

Q1. 500Wh級じゃダメですか?

この記事で確認できたのはDJI・Jackery・Dabbssonの1000Wh級3台の数値だけなので、500Wh級については比較していません。判断するなら、充電したい機材の数と、何日分の撮影・配信をまかないたいかを、上の表の目安回数と照らし合わせて考えてください。

Q2. 飛行機に持っていけますか?

持っていけません。160Whを超えるリチウムイオン電池は、JAL・ANAどちらの規定でも機内持ち込みも預け入れもできません。今回紹介した3台はすべて1000Wh級なので対象になります。

Q3. 何年使えますか?

「何年」という形の公表値ではなく、充放電のサイクル数で公表されています。DJI Power 1000 Miniは4000サイクル以降も80%以上の容量を維持、Jackery 1000 New V3は約6000回(6000回後も70%の容量を維持)、Dabbsson 1000Lは最大4000回です。

Q4. Osmo Pocket 3は何回充電できますか?

Osmo Pocket 3のバッテリー容量は公式で10.01Whです。1000Wh級(1008Wh)のポータブル電源に、Jackery公式の稼働時間の式(容量×80%)を当てはめると、約80回が目安になります。Osmo Pocket 3自体については、Osmo Pocket 3は今から買っても後悔しないかでも紹介しています。


まとめ

安さとUSB-Cのまとめ充電を取るならDJI Power 1000 Mini、サイクル数と保証で長く使い倒すならJackery 1000 New V3、価格と重さのバランスならDabbsson 1000L。そして、飛行機で行く旅Vlogの人には、ポータブル電源ではなく160Wh以下の範囲で機材をそろえることをおすすめします。

どれを選ぶにしても、公式サイトの容量とサイクル数から逆算すれば「何回充電できるか」は目安として計算できます。あとは自分が何日分の機材を運びたいかで決めてください。